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どうやってマイルを貯めるの?〜マイレージを貯めるいくつかの方法【ゼロから始めるマイレージ研究】
マイルの貯め方は一つじゃない
タダで旅行するためにはマイルか必要です。 例えばJALの場合、東京(羽田)-沖縄(那覇)なら15,000マイル(往復)。東京-ニューヨークなら50,000マイル(往復)が必要となります。(*1) 「えっ?マイルって飛行機乗らないと貯まらないんじゃないの!?」という方もいらっしゃるかもしれません。 答えは「ノー」。 飛行機乗らなくてもマイルを貯める方法はあるんですよ。 今回はマイルを貯める方法について調べていきます。基本的なマイルの貯め方は4つ
基本的にマイルを貯める方法は4つあります。 その方法を図にしたのがこちら↓ 私が認識しているのはこの4つです。 他にもあるかもしれませんが、この4つは最低限押さえておきましょう。フライトマイルと陸マイル
タダで飛行機に乗るためるマイルの貯め方はまず、大きく2つに分けることができます。 1つはフライトマイル。もう1つは陸マイルです。陸マイルってどう読むの?と言う方もいらっしゃるかもしれません。 「りくまいる」または「おかまいる」と読みます。 私自身はどっちでもいいと思っていますが、「おかまいる」と呼ぶ方がしっくりきます(^_^;;フライトマイルは飛行機に乗ったときに付くマイルです。 それに対して陸マイルは飛行機に乗らずに付けることができるマイルです。 飛行機に乗らずに陸上で付けるマイルなので「陸」マイルと呼ばれています。 まずはこの2つがあることを覚えておいてください。
代表的な4つの貯め方
では、上の図の1つ1つについて見ていきます。搭乗マイル – フライトマイル
一番まっとう、正統なマイルと言えます。 航空会社も元々は「いつも当社の飛行機に乗ってくれてありがとう!たくさん乗ってくれたお礼にタダで航空券プレゼントしちゃいます♪」というのがマイレージサービスの考え方だと思います。 搭乗マイルを貯めるには、各航空会社のマイレージ会員になって、マイレージカードを発行してもらうのが基本です。 で、購入した航空券の種類によって数十パーセントから100%の飛行距離のマイルを受け取ることができます。 航空券は正規運賃もあればディスカウントされたものもあります。 航空会社としては当然正規運賃を払ってくれた方を厚遇したいと考えてるので正規運賃なら100%、割引運賃ならそれに応じてマイルも割引されるのが通常です。 パックツアーなど団体チケットの場合、マイルを貯めることができないこともあるので注意してください。 また、エコノミーとビジネスクラスとファーストクラスなら、たくさんお金を払ってくれる人を優遇したいと考えています。 なので、同じ区間飛行機に乗ったとしても、エコノミークラスを100%とすると、ビジネスクラスは150%、ファーストクラスは200%などのプレミアムが付くのが通常です。 それとは別にマイレージ会員にはグレードがあるのが普通です。 一元さん、他の航空会社に浮気をする人よりも、いつも自分の航空会社を使ってくれるお得意さんをえこひいきしてあげたい。と思うのは資本主義の世の中、当然でしょう。 通常会員を100%としたとき、年間50回乗ってくれる常連さんは150%、年間100回ビジネスクラスを乗ってくれる人ならVIP待遇で200%。なんてプレミアムが付きます。 ※ここでの回数などはあくまでも例です。実際には各航空会社の規定がありますので、会員規約などをご確認ください) マイレージ会員については、これはこれで深いので、また別途お話したいと思います。 と言うことで、1回の搭乗マイルは 1回の搭乗マイレージ = 飛行区間マイル数 ✕ 航空券のグレードに応じたマイル付与率(%) ✕ 座席グレードによるマイル付与率(%) ✕ マイレージ会員グレードによるマイル付与率(%) となります。 恐るべし資本主義社会。購入マイル – フライトマイル/陸マイル
もう一つのフライトマイルは購入マイルです。 ただし、購入マイルは飛行機に乗らないので陸マイルの性質も持っています。 購入マイルはその名の通り、お金で買ったマイルのことを差します。 海外の航空会社では、その航空会社を利用してもらうためにマイルを購入することができ、「あと2,000マイルあればグアムに行けたのに〜」などという要望に応えられるようになっています。 年間に購入できるマイルの上限は決まっているところが多いと思いますが、タイミングによってはキャンペーンでおトクにマイルを購入することも可能です。 さすが資本主義社会。お金があればなんでもできます。ショッピングマイル – 陸マイル
「出張多いサラリーマンじゃあるまいし、そんなに飛行機乗る機会ないよー」というのが、世の中のほとんどの人ではないでしょうか。 そんな方でも「いつかは海外旅行」という夢をかなえてくれる原動力がショッピングによってマイルを貯める方法です。 陸マイルを貯める「陸マイラー」の基本的な活動は日々のショッピングによるマイルの蓄積です。 ショッピングによるマイルの貯め方はクレジットカードによる決済が基本です。 そのクレジットカードには大きく2種類あります。 1つは特定の航空会社と提携した提携クレジットカード。 もう1つはクレジットカードのポイントをいくつかの航空会社のマイルに交換できる交換クレジットカードです。 提携クレジットカードの例としてはJALカード、ANAカード。交換クレジットカードの例としてはAmerican Expressカードがあります。 提携クレジットカードは、その特定の航空会社のマイルしか貯めることができません。 それに対して交換クレジットカードは、乗りたい航空会社のマイルに好きなときに好きなだけマイルを交換することができます。 ただし、普通は提携カードの方が使用金額に対するマイルの付与率が高く、交換クレジットカードの変換率は若干低くなります。 提携クレジットカードも交換クレジットカードもクレジットカードのグレードに応じてマイルの変換率が変わります。 通常カードを100%とするとゴールドカードは200%、プラチナカードは200%だけど年間制限なし。など。 詳細については別途書いていく予定です。ポイントマイル – 陸マイル
現代は顧客の囲い込み戦略のために、会員カード、ポイントカードを作ってポイントを貯めてもらうことで何かの特典をつける。という戦略が多くの企業で実施されています。 通常は貯めたポイントはその企業内でしか使えない。というのが普通でした。 が、コンピュータならびにインターネットの普及により、ある企業のポイントを別の企業のポイントに交換することができるようになりました。 特にedyやSuicaなど現金代わりに使えるシステムが登場してからはポイント交換の動きが加速しています。 ポイント交換の対象としては各航空会社のマイルも含まれており、上記の提携クレジットカード、交換クレジットカードでなくても、マイルに変換できる可能性があります。 直接、ポイントを目的の航空会社のマイルに交換することができないとしても、いくつかのポイント交換サイトを経由することでマイルに交換できる可能性があります。 この分野がでぐっちが一番知識が足りない部分なのですが、陸マイラーの真髄、真骨頂と言える部分でもあるので、少しずつ調べていきたいと思います。おわりに 〜 日常生活をマイルに交換する
フライトマイルはかなり限定的なので、それだけでマイルを貯める。というのと難しいと思います。 大きくマイルを貯める方法としては日々の生活の支払いをクレジットカードで払い、それをマイルに交換する。日常生活をマイルに交換するのが一番早いです。 実際、でぐっちの場合、日々の生活をユナイテッと航空の提携クレジットカードで払うことによって、累計50万マイル以上は陸マイルで貯め、海外旅行に行きました。 これからもっと書いてく予定ではありますが、アナタも日常生活のポイントがマイルに交換できないか調べてみてください。 では、今回はこの辺で。参考サイト
*1:日本航空公式サイト「JALマイレージバンク > マイルを使う > フライトで使う」より
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