[say]セカウマの牡蠣イベント勝手に広報隊のでぐっちです。[/say]
2019年6月2日。6月から始まったせかうまラグーラタン★フライヤーズ。
プライベートな予定をダブルブッキングするという致命的な失敗を犯しながらも、調整していただき何とか第2回めの会に参加することができました!
ほとんどの料理が牡蠣を使った炭水化物の料理、逆ライザップな料理という謎すぎる会だったので、どんな会だったのかご紹介します。
今回のせかうまラグーラタン★フライヤーズの目的?
もともと世界一の牡蠣グラタンを創ろうという予定だったのが、いろいろ実験してたら、
- ピザ
- グラタン
- パスタ
- ラザニア
- リゾット
などが生まれてしまったため、食べてみて、参加者のみなさんからご意見やアイデアを伺おうというのが今回の主目的。
そして、
- 牡蠣はもちろん、セカウマの牡蠣
- お肉は100g4,000円するであろうかという菊池牛
を利用し、今回は、
- 牡蠣の人ことサトウゲンさん
- 新宿に復活したセカウマ初期のころから牡蠣料理を扱ってきた伝説のイタリアンシェフ山川さん
による料理が提供されることとなりました。
せかうまラグーラタン★フライヤーズ 会の流れ
場所は都内某所にあるセカウマラボ。予定時刻になって訪問してみるといきなりテーブルの上にピザが!
一旦焼いてから、牡蠣や菊池牛を載せて再度焼く。というこだわりっぷり。さすがです。
このピザを見ただけでもう期待度MAXです。楽しみ。楽しみ。
今回はコの字型のテーブル席のスタイル。できた料理の取り分ける様子などを観ることができる嬉しいスタイルです。
弥栄(いやさか)の発声でスタート
ラボ=実験室なので、グラスも計量カップが用意されています。
世界一うまい牡蠣をつくろうと言うセカウマの牡蠣にとって、音とは言え「かんぱい(=完敗)」というのは縁起が良くありません。
ということで、セカウマの会では、京都の発生スタイルである「弥栄(いやさか)」の発声でスタートです。
三段貝スープ
担当はサトウゲンさん。
セカウマ牡蠣も菊池牛も身を楽しむという一面はもちろんありますが、調理した結果、調味料、出汁となる側面も必ずあります。
まずはその出汁を出汁としてそのまま味わうことから始めます。
まずはそれぞれの出汁の飲み比べ。もちろんセカウマ牡蠣からの出汁は激ウマ。
続いて菊池牛からの出汁。かなり酸味がありましたがウマい!
菊池牛でラグーにするためにワインを入れて煮込んだときに出てきた出汁なので、酸味のある味になったとのこと。
そして、半分ずつ飲んだところで禁断の合体技!
海のものと山のものが合わさると複雑で豊かな味わいになりました。
山川シェフのご紹介
初日はゲンさん一人で対応されたようなのですが、今回はイタリアンの山川シェフが参戦してくださいました。
山川シェフは2012年から2015年ころというセカウマ初期のころからセカウマの牡蠣の料理を手がけてくださっていたイタリアンのシェフ。
一時期、実家の方に戻られていたんですが、最近新宿で復活を遂げられたとのことで、急遽参戦してくださいました。
山川シェフは現在、新宿にあるヒルトンホテル東京のヒルトピアツーリストインフォメーションセンター/スペース32で平日のランチタイム、そしてバータイムで料理を提供されているとのこと。
お時間のある方、タイミングの合う方はぜひ顔を出してみてください。
[sanko href=”http://www.hiltopia.com/service/mt/03tou.html” title=”ヒルトピアツーリストインフォメーションセンター/スペース32″ site=”ヒルトンホテル東京” target=”_blank”]
かきにくピザ
担当はサトウゲンさん。
今回、ほとんど締めの一品となるような料理が出てくる背景となったのは、セカウマ牡蠣や菊池牛から出てくる調味料、出汁の部分を一滴も逃さない料理を!と考えていたため。
ピザなら皮がスポンジのような役割をし、パスタや米も出汁を吸ってくれます。
という話を聞いたあとで出てきたのがかきにくピザ。
訪問時には1度焼いたあとにセカウマの牡蠣と菊池牛を載せた状態で牡蠣と牛は生でしたが、2度目の焼きを入れたことで、牛には火が通り、牡蠣は半生ジューシーな状態となっています♪
結構、牡蠣からの出汁が出ている状況でしたが、、、
包丁で切り分けて、、、
お皿に取り分けると全然汁っぽくない!
手に持ってみると、ズッシリ、とろとろ、香ばしい香り、、、たまりません!
牡蠣醤油の紹介
色んな部分で隠し味として使っているのが牡蠣醤油。
本当は醤油1リットルに干し牡蠣3個ぐらいが標準のところ、最初に指示した相手の勘違いにより、干し牡蠣30個のところに醤油を注いでしまったという、通常ではありえない贅沢な牡蠣醤油の完成。
オイスターバーなら1個500円はする牡蠣。
それを手間ひまかけけ干し牡蠣にしているので、商品として売りに出したらいくらになっちゃうの?
海鮮グラタン
担当は山川シェフ。
今回唯一のノーカーボン(炭水化物なし)の一品。
当然、旨みは逃げない構造ですね。
山川シェフにより取り分けられて配られます。
海鮮グラタンなので海鮮盛りだくさん。入っているのは牡蠣、エビ、タコ、イカ、アサリの5種。
(ショータイム)ピエール牡蠣の作り方
先日のセカウマ干し牡蠣フライヤーズで一躍話題となったピエール牡蠣。
そのときの様子はこちらから。
[sanko href=”https://de-gucci.com/gourmet/sekauma/60544″ title=”令和記念セカウマ干し牡蠣フライヤーズ。岩牡蠣(初モノ縁起モノ)も!潜入体験してきました!” site=”de-gucci.com” target=”_blank”]
今回はパスタで利用するとのことで事前にピエール牡蠣の作り方についてサトウゲンが実演しながら説明してくださいました。
粉状にするには4日以上干して水分を飛ばしておかなければいけません。
比較用に干し牡蠣とピエール牡蠣を同時に紹介♪
セカウマラグーラタン
担当はサトウゲンさん、山川シェフ。
大本のネタであるセカウマの牡蠣、ラグーはサトウゲンさんが仕込んであり、それを山川シェフがセカウマラグーラタンとして仕上げてくださった一品。
セカウマ(の牡蠣)と(菊池牛の)ラグーのグラタンで、セカウマラグーラタン♪
山川シェフによる取り分け。
(箸休め)セカウマピクルス
牡蠣の海水と黒酢で漬けたきゅうりのピクルス。
ほとんど野菜がなかったので最高の箸休めとなりました。
ピエール牡蠣パスタ
担当は山川シェフ。
大皿にドーンと盛られたパスタが登場!
そして、ここで先ほどのピエール牡蠣が登場!
ガッツリ牡蠣エキスを含んだパスタ♪
まず、山川シェフが一人分を取り分けて、、、
そしてサトウゲンさんがピエール牡蠣をふりかける。スプーン一杯で牡蠣2個分ぐらいの量があるんだけど二杯ぐらいずつはかけてもらっていたような…
日本ではカラスミ蕎麦が同じ様な形式でありますが、イタリアでもシチリアのボッタルガというマグロのカラスミがあるそうで、それをカラスミ蕎麦のようにして食べることがあるとのこと。
それを今回はセカウマの干し牡蠣で実現!
もー何これ!超絶ウマいんですけど!!!
イッキに食べ切ってボーゼンとしてしまいました…
しそジェノベーゼのリゾット
担当は山川シェフ。
逆ライザップ炭水化物祭りもいよいよ最後の一品です。
今回は濃いめの味が続いたので最後はサッパリ目で。という山川シェフの配慮により、大葉を使ったしそジェノベーゼのリゾット。
そこに追い打ちをかけるようちセカウマ牡蠣を投入。セカウマ牡蠣の旨さを引き出すために完全には火を入れず半生状態で仕上げるという心憎い演出。
取り分けていただき、ねぎをパラパラと、、、
ウマっ!以外の言葉が出てきません、、、、
(エクストララウンド)かきにくカレー
担当はサトウゲンさん。
ほとんどの方はもう腹パンで動けないぐらいの状態だったんですが、私も含めてフードファイター4名がもっと喰わせろとアピールしたところ、、、
秘蔵?のかきにくカレーを出してくださいました。
個人的にはもっと辛さを!ですが、私の唐辛子系の辛さは他の方にはついていけない部分があるので、これは仕方ない。
これはこれでとても美味しいカレーでした。
干しカキアイスクリーム
締めのデザートもカキつながりで、干し柿のアイスクリーム。
とは言っても、ちゃんと牡蠣海水、ピエール牡蠣や牡蠣醤油なども入っています。
雪の芽舎の酒粕、黒胡椒、生姜も入った和テイストな大人のアイスに仕上がってておいしかったー。
ごちそうさまでした
今回のセカウマラグーラタンの案内が来たとき、すぐに第1回の会に参加申し込みをしたんですが、その後、プライベートな用事、と言っても同日に開催される落語会のチケットを購入してしまいダブルブッキング状態に。
セカウマか落語かと言われれば、セカウマの会が優先されるものの、できれば両方参加したい、、、
と思っていたところに今回参加した2回めの会のキャンセル希望の投稿が!
1回目の会はキャンセル待ちしている人もいたので、1回目キャンセル、2回目参加希望のお願いを出し、了承いただきました。
おかげさまで、落語もセカウマラグーラタンの両方を楽しむことができてハッピーです♪
今回の料理はどれも甲乙つけ難く、取れせご飯料理として出して恥ずかしくないものでした。
が、個人的な好みとしては、
- かきにくピザ
- ピエール牡蠣パスタ
- しそジェノベーゼのリゾット
がお気に入りの3品です。
その中で1つに絞れと言われたら、、、かきにくピザかな。でもどれも美味しかったです。
今回も企画、セカウマ、菊池牛の手配をいただいたサトウゲンさん、ありがとうございました。
また、料理を作ってくださった山川シェフありがとうございました。
そして、裏方でサポートしてくださったTomokoさん、もはや牡蠣の人ことタカナシさん、ありがとうございました!
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