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ニコマートFT。50年前から実家に合った一眼レフカメラ。ついにナゾが解明

2017年12月3日。むかーしから実家にあったデジタルじゃない一眼レフカメラNikomat。ずーっと「これって何なんだろう?」と疑問に思っていたんですが、NIKONを使っているプロの方にお伺いしてようやく長年のナゾが解明しました。

目次

Nikomat!?

私が物心ついたときには実家にあったカメラNikomat。

メカそのものが楽しかったのと、望遠レンズで遠くが見えるのが楽しくて、中学校に上がる35年くらい前まではフィルムも入れずにレンズ交換したり、空シャッターを切って遊んでいました。

ローマ字を覚えたあたりから気になっていたのが前面のプレートの「Nikomat」。

Nikonじゃないの?パチもん?なんて疑ってたんですが、当時はインターネットなどなく調べることもできませんでした。

その後、中学、高校、大学、社会人と進んで、このカメラの存在自体をすっかり忘れていました。

それが、先日、iPhoneやデジイチの写真術のワークショップで講師だったシンヤさんがNIKONを使っているのを見て、「あっ。そう言えば、Nikonじゃないカメラがあったよな」と思い出しました。

そっから気にはなってたんですが、なかなか実家に行くチャンスがなく…

先日、実家の煙突が倒れる(実家は銭湯を経営しています)騒ぎとなってから、毎週のように実家に顔を出すようになって、「いつかニコンを使ってるシンヤさんに訊いてみよう」と思い…

そして、今日、ちょうど父親の部屋に入る機会があったので「一眼てどこにあるの?」と訊いてみたら、父親の物入れの引き出しからでてきたのがコレ。

まだありました。 そして背面を見て「!」となったのが、「Nikon JAPAN」の文字。 幼少のころからさんざん触っていたはずなのに、この文字見つけられていませんでした…

とりあえず、この時点でパチもん疑惑は晴れたんですが、じゃぁNikomatって何なのよ?という疑問はそのまま。

まずは何枚か写真を撮りました。iPhoneで(^_^;;

上から。空シャッターを何回か切ってみたところ問題なく切れました。まだ壊れてないらしい。

背面のフタを開けたところ。

着けられてたレンズはNIKKOR-S Auto 1:2.8 f=35mm(書き方あってます?)

2本の望遠レンズもケースはカビカビになっていましたが中身は無事。NIKKOR-P Auto 1:2.5 f=105mm。

コレまた今日初めて気づいたんですが、レンズフィルターがついてました(^_^;;

父親はちゃんと大事に扱っていたようです。

もう一つの望遠レンズ。NIKKOR-Q・C Auto 1:4 f=200mm

正面のレンズには書かれておらず真ん中に書かれていたのでぐるっと。

ボケちゃってますがこの絞りとピントとフォーカスとシャッタースピードを合わせるのが楽しかったな…

プロな人に訊いてみた

ということで、画像を撮った後、写真術のFacebookグループでダメもとで訊いてみました。

そしたら、下記のURLを紹介してくれました。

http://www.kitamura.jp/photo/tanekiyo/2015/ta248.html

どうやらニコンの中級クラスの一眼レフのニコマートFTが正式名称のようです。

1965年に発売された機種のようで、恐らく姉が生まれたのが1963年、65年ですから、成長記録撮影のために発売されてすぐに買ったんじゃないかと思います。

試してみようかな…

なんとびっくり50年以上前のカメラ。

でも、電子の部分はほとんどなく、メカがほとんどで、ホコリもかぶらないようにしまってあったので、ちゃんと動くような気がします。

ライトメーターが電池駆動のようなので、チャンスがあったら電池を入れ、フィルムを入れて試してみようかなーと思いました。

50年前のカメラで今を写す。なんかワクワクしませんか?

では、今回はこの辺で。

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この記事を書いた人

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