セブンイレブン、モスバーガー、三菱UFJ銀行の脇を抜けた先に横浜にぎわい座があります。
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こはるパラダイス@のげシャーレ
こはるパラダイスは横浜にぎわい座の地下の小ホール、のげシャーレでの開催です。 エレベータで地下に降りると完売御礼の札が。ここ最近はずっと完売御礼の札がかかっています。 こはるバラダイスは自主公演ということで受付や会場設営は自分たちで行っています。 ちょっと遅めの時間になってしまったんですが入場するとすでにたくさんの人が入っています。 空いてる席を探したら一番奥の席になりました。 以前は屏風もなかったような気がしますが今は立派な高座です。今日の演目
一、寿限無(立川かしめ) 一、井上新五郎正隆作 天晴かわら版(立川こはる) 一、居残り佐平次(立川こはる)開口一番は立川こしら一門の前座の立川かしめさんが登場。 上がった前座は全員廃業しているデス高座と言われる立川こはるさんの開口一番で3回目の登場。 今回のマクラでは、立川しらく一門の二つ目に上がる条件、二つ目トライアルに今度挑戦するとのことで、ついにジンクスが破れるんじゃないかと。 今回の寿限無もただの寿限無ではなく二段落ち、三段落ちのつくりとなっててドッカンドッカンと笑わせてくれました。 実力的には二つ目になっても全然おかしくないと思うのでぜひとも二つ目に昇進してもらいたいところです。 その後の立川こはるさんはかしめさんの二つ目トライアルの話を受けて、自分の真打ち昇進の課題についての話がありました。 立川流は大師匠である家元談志がなくなってからは昇進基準は各師匠に委ねられているそう。 立川しらく一門は家元のイベントを引き継いでトライアルを開催。 その他の師匠の一門は師匠の判断で昇進が決まるそう。 ただ、師匠の判断と言っても、立川流設立以降に入門した直弟子の師匠は、やはり、
二つ目昇進基準の落語50席に講談、日舞、長唄、都々逸など。 真打ちは落語100席に歌舞音曲ができること。というところは満たしてないと上げてもらえないのではないかと思います。 で、立川こはるさんは師匠から現在新宿で開催されている200人キャパの新宿文化センターでの独演会を常時満席にできるようになることを求められているそうで、これがある意味トライアルになっているとのこと。 今回は珍しく1本は新作落語でしたが内容的には古典のような内容だったので違和感なく聴くことができました。 もう1本は大ネタ居残り佐平次。軽妙な噺になってて面白かったです。