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湘南ライナー1号で茅ヶ崎へ行ってみた。東京駅でどうやってチケット買うの?どうやって乗るの?全解剖

  1. 2019年8月2日。ひょんなことから夕方から茅ヶ崎に行く用事が出来たので、湘南ライナーで茅ヶ崎に行ってみることにしました。

湘南ライナーに乗るメリットとデメリット、そして、実際に東京駅から湘南ライナーに乗るための方法について体験したのでご紹介します。

目次

湘南ライナーとは

湘南ライナーは、東京・品川と大船以降の湘南方面を結ぶ特急車両を利用した快速列車です。

大船よりも遠方から都内に通勤・通学する利用者をターゲットにしていて、平日の朝と夕方のみの運行となっています。

そのため、通常の特急列車も停まる横浜駅には停車しないのが特徴です。

使用する車両は踊り子号で利用された185系。登場当初は窓が開く特急電車として有名でした。

東海道線は10両または15両編成の普通列車が数分置きに出発していて、2階建ての普通グリーン車も2両連結されています。

普通グリーン車を利用する場合、東京〜大船までは平日だと770円、大船より先は980円かかります。

が、湘南ライナーは快速列車ということで、特急車両を利用しているにもかかわらず、普通席を利用する際には運賃+510円で乗ることができます。

つまり、普通グリーン車よりも快適な車両を使って、グリーン車よりも安い値段で移動することができます。

18:30発の湘南ライナー1号の停車駅は次の図の通り。

  • 東京(乗車のみ)
  • 品川(乗車のみ)
  • 藤沢
  • 茅ヶ崎
  • 小田原

なんと、特急も停まる横浜駅に停車せず、小田原までの間に品川、藤沢、茅ヶ崎の3駅しか停車しません!

東京19:00発の湘南ライナー3号は、1号と同じ停車駅に加えて、大船、辻堂、平塚、国府津にも停まるので、1号はスーバー快速となっています!

湘南ライナーのメリット・デメリット

湘南ライナーのメリット・デメリットは次のとおりです。

湘南ライナーのメリット

  • 普通席は100%座れる
  • 特急車両でゆったり移動できる
  • 普通グリーン車よりも安く乗れる
  • 普通グリーン料金を払えば特急車両のグリーン車に乗れる

湘南ライナーのデメリット

  • とは言っても、有料列車である
  • 横浜駅には停まらない
  • グリーン車の場合、立席となる可能性がある
  • 185系はかなり年季が入っている
  • 30分待つ間に何本も東海道線が発車する

湘南ライナー1号に東京から乗ってみる

湘南ライナーに乗るにはライナー券が必要

湘南ライナーに乗るには

  • 普通席のときはライナー券
  • グリーン席のときは普通グリーン券(東京・品川〜大船は770円。大船より先は980円)

が必要となります。

普通グリーン券は

  • モバイルSuicaの場合はスマホ等
  • 通常のSuicaの場合は駅のグリーン券販売機

で購入できます。

ライナー券はどこで買える?

では、普通席に座るためのライナー券はどこで買うの?

と言うと、JR東日本の「きっぷあれこれ 乗車整理券・ライナー券」には、現在次の2通りがあると書かれています。

  • 首都圏の駅のみどりの窓口とびゅうプラザ(旅行センター)
  • 湘南ライナー券うりばの券売機

みどりの窓口・びゅうプラザでは乗車1ヶ月前から購入できるようですが、こちらは一部のチケットをまとめ買いするための方法のようです。

なので、基本的には湘南ライナーに乗りたいな。と思ったら、湘南ライナー券うりばの券売機で購入する必要があります。

駅によっては改札の外に券売機がある場合もあるようですが、東京駅では湘南ライナーが出発する9番線/10番線ホームの9番の柱付近(9号車付近)に湘南ライナー券売り場があります。

新橋方面側と、、、

神田駅側の両面に券売機が設置されています。

下りのライナー券は出発の30分前前後になるとシャッターが開いて購入できるようになります。

新橋駅側に4台、神田駅側に4台あるので計8台の券売機があります。(※神田駅側はうろ覚えなので確認し、違っていた場合には修正します)

面白いのがライナー券の販売システム。各券売機ごとに40枚発売できるようになっていて、購入すると残り枚数のカウントダウンしていきます。

各券売機ごとに指定枚数の販売が終了するか、出発まで1分を切ると販売が終了します。

 

次の画像だと発売開始直後だったので、左は1枚売れて残り39枚、右はまだ売れてなくて残り40枚となっています。

購入枚数分の人数ボタンを押し、現金を入れます。

高2う金額以上の金額を投入するとライナー券を購入できます。

おつりとライナー券が下に出てきます。

ランナー券は指定された列車の指定された号車の空いている席であればどこでも座ることができる座席確保券です。

湘南ライナーの乗り方

東京駅で湘南ライナー(ライナー5号、13号を除く)の普通席に乗車できる場所は1ヶ所です。

湘南ライナー整列場所と書かれた看板が上にかかっています。

床面にも書かれています。

柱番号8番(7、8号車)付近。

チケット販売直後から並び始め、2列に並びます。

湘南ライナーが出発するホーム9番線は、品川止まりの常磐線系の電車のホームでもあります。

なので、湘南ライナー1号がホームに入線するのは発車時刻の5分前ぐらいです。

この日の出発時刻の10分前、18:20の状況は次の画像のような感じでした。

18:24に品川方面から回送列車として湘南ライナーが入線。

よくわからないけど、駅員さんが手でドアを半分開けてました。びっくり。

2列に分かれているので、左側の列の人は7号車、右側の列の人は8号車から乗車します。

7号車から乗った人は7号車から6号車に向かって早い者順で着席していきます。

8号車から乗った人は8号車から9号車、10号車に向かって着席していきます。

指定席券ではないので、発車間際になると7号車から乗車した人が6号車に向かったものの、全席埋まってて、8号車以降の空席を探している人もいました。

雰囲気的に東海道線普通車グリーン席よりも、ビールは酎ハイ+おつまみなどを持ち込んでいる人は少なかったです。定刻どおり、18:30に出発。

品川駅に18:37着。普通席1〜3号車、グリーン席4〜5号車への乗客を乗せ18:41出発。

途中夕日などを眺めながら、、、

あれっと思ったら18:49ごろ横須賀線武蔵小杉駅を通過し、、

貨物線などを走りつつ19:18藤沢駅に到着。ここから先は快速列車としてライナー券もなしで乗車することができます。

19:24。定刻通り茅ヶ崎駅に到着。

結論:湘南ライナーを利用してもいい人、見送った方が良い人

以上、

  • 湘南ライナーとは
  • 湘南ライナーのメリット・デメリット
  • 東京駅からの湘南ライナーの乗り方

について書いてきました。

これを踏まえて、湘南ライナーを利用してもいい人、見送った方がいい人を紹介します。

湘南ライナーを利用してもいい人

湘南ライナーを利用してもいい人は次のとおりです。

  1. 湘南ライナーの停車駅が最寄り駅の人
    →乗り換えが発生するとかえって時間がかかる可能性があります
  2. 湘南ライナーを利用するために510円を支払っても良い人
    →湘南ライナーは有料です。お金と引き替えにゆったりとした空間を利用できます
  3. 普通グリーン車料金よりも安い料金でゆったり帰りたい人
    →東京駅から事前購入した場合、大船までだと770円、大船より先の駅まで普通グリーン車に乗ると980円の普通グリーン料金がかかります。それよりも安い料金510円でゆったり座って移動できます
  4. 特急車両に乗りたい人
    →基本的に185系の特急車両を利用しています
  5. 絶対に座って帰りたい人
    →座席数分しかライナー券を発売しないので必ず座れます
  6. 乗車まで最大30分待っても良い人
    →ライナーは30分ごとの発車となるため、最大30分待つことになります
  7. 普通グリーン車よりも客層の良い空間で移動したい人
    →時間が早かったせいか、社内でおつまみ食べながら飲酒する方がほぼおらず、静かな時間を過ごすことができました

湘南ライナーの利用を見送った方が良い人

前項の「湘南ライナーを利用してもいい人」の1~7の内容が該当しない、または許容できない方は湘南ライナーの利用を見送った方が良いです。

特に待ち時間については、例えば湘南ライナー1号のライナー券発売時刻である18:00から出発時刻の18:30まで、東海道線では5本の電車が隣の10番線のホームから発車します。

この時間帯、東海道線の普通グリーン車も激混みとなりますが、1本待って2本目に乗ればほぼ確実に窓側の席に座れます。

お金のことを気にせず、早く移動したいのであればムリに湘南ライナーを使う必要はないな。と個人的には感じました。

付録:車両端の座席の窓のスペースについて

今回、7号車の一番後ろの席の窓側、17Dに着席しました。

普通車グリーン席のように窓枠のところにスマホでも置こうかな…と思ったらなんか狭い。

一つ前の席を見てみるとスペースかある。

わかりました。

端の席の窓は乗降扉がスライドするスペースとなっているので、狭い&窓が開かないんですね。

ペットポトルを置けないのはちょっと悲しかったけど、スマホは立てかけるようにして何とか対処しました…

この辺の作りが引退間近な40年近く前の車両であることを感じさせる一幕でした。

では、今回はこの辺で。

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この記事を書いた人

コンピュータ会社に勤めるサラリーマン。
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