こんにちは。でぐっちです。
ニューヨーク赴任後、しばらく買い続けたのちに購読を止めた週刊少年マガジン(講談社)ですが、それまで買い続けた理由がはじめの一歩(森山ジョージ)とこのベイビーステップを読みたかったから。
テニスマンガも沢山出てますがこのベイビーステップは必殺技が出てくる訳でもなく、スーパーヒーローでもなく、ガリ勉タイプの少年、丸尾栄一郎(エーちゃん)が主人公です。 主人公のエーちゃんは真面目で何でも気づいたことをメモに取ると言う几帳面な性格ですがそれが論理的な思考力を育てており勉強もオールAとかなり出来る子。 |
そんなエーちゃんが体力をつけるためだったかな…(すいません。失念)テニススクールに入り、そこで同い年で既にプロテニスプレイヤーの池爽児(いけそうじ)と同じく同い年同じ高校で学年一可愛いと評判(お約束ですが)の鷹崎奈津(たかさきなつ)と出会い本格的にテニスに目覚めます。
頭の良さを活かしてどうして、なぜ、どのように、いつまでに。と物事を論理的に思考がテニスの世界で一歩ずつ少しずつ成長する過程が描かれており、現実的で、思わずなるほどなぁ。これなら僕にも出来そう。と思わせるところが今までにないテニスマンガで面白く読み続けている理由です。
もちろん、実際にはそんなに上手くいく訳ないじゃん、出来過ぎ!な面もありますが、そこはマンガと言うことで。
大筋な流れは、高校卒業前の全日本ジュニア大会で優勝出来たらプロテニスプレイヤーになる、そうじゃなければプロになるのはすっかり諦め大学に進学する。と言う決断をし、関東大会から本大会に進んでいるところ。
本巻では前巻からの続きで中学時代は池爽児と並ぶ逸材でありながら腰椎の故障により3年間のリハビリを余儀なくされ、ようやく復帰したイケメン緒方克己(おがたかつみ)との四回戦が描かれています。
テニスをやっている人には参考となる部分もあるかと思います。そうじゃない人にも画風が合う人であればおすすめ。面白いよ!