今日は丸一日、大陸横断鉄道Amtrakでの移動の日です。
カーテン閉めずに寝ていたら、なんとなく明るくなって目が覚めました。
人間のあるべき姿かな?
ちょうど陽が登るところです。
今回、予約を取り直すときに、一番上のBedroomが空いていたので、Bedroomにしました。
Bedroomは、ほぼ正方形に近い部屋に、2つの寝台(兼3人掛けシート)と1つの座席、そして室内に個別にシャワー付きトイレと洗面台があります。
だんだんと明るくなってくる様子は、たとえ何もない平原を走っているだけでも飽きることがありません。
昨日は朝、軽く食べた後は何も食べてなくお腹が空いていたので、朝食はいつなんだろう?と思っていたら、社内アナウンスがありました。
Dining Car(食堂車)は1両しかありませんが、かなりの座席数があります。
朝食用メニューの中からオムレツにしました。
変わりゆく車窓を眺めながら朝食を食べることができるのも列車の旅の醍醐味です。
また、4人掛けの席は出来る限り埋めるようにするため、4人組以外の人は必ず相席となります。
私も既に着席されていた夫妻と相席になり、私の隣の席もほどなく1人の女性の方が座り4人での朝食となりました。
列車で旅行する人はほとんど、リタイアされて悠々自適な生活を送られている方か、お金がないor節約される方のいずれかです。
特に寝台車に乗られる方は前者のリタイアされている方が多く、時間に余裕がある方がほとんどです。女性は品のある方が多く、男性は豪快な感じの方が多いです。
そして、みなさん話し好き(笑)
私は英語力がないので自分から話しかけることがほとんど出来ませんが、相手の方からいろいろ話しかけてくれ、旅行を中心としたいろいろな話をすることができます。
なので、静かな孤独な空間を求める人にとっては少々苦痛となる場合もあるかもしれません。
でも、さまざまな話を聞けるのは良いチャンスなので、これまた列車の旅の醍醐味と言えます。
今回、相席された夫婦はシアトルから34日間のクルーズに行かれるとのことでした(^_^)
ちなみに、Sleeperの方は朝食、昼食、夕食はデザート、コーヒーなどの飲み物全部無料です。ビールやワインなどアルコールやペプシなど缶ジュースを飲んだ時、その分だけお金を払います。
COACHクラスの方は普通に代金を支払う必要があります。
とは言え、アメリカなので、たとえ無料でも代金相当のチップを置いていくのがマナーです。
COACHクラスは座席ですが、日本の普通車とは比べ物にならないぐらい座席の幅や間隔が広く、混んでなければ隣の席と2席で十分横になって寝ることが出来ます。
また、Lounge Carが1両あり、1階には軽食、冷凍食を売っているカウンターがあります。
Sleeperはトイレ付きとなしの場合がありますが、扉付きの2段ベッドのタイプもあります。
Sleeperにはコーヒーとジュースが置いてあり、飲み放題です(^_^)/
どんどん車窓が流れていきます。
いくつかの駅に停車しますが、ディーゼル機関車の給油や列車の切り離しのため、20分以上停まる駅もあり、これらの駅では列車から降りて休憩やタバコを吸うことができます。
そして、列車は走り行き、あっという間に昼食の時間となります(笑)
あまりお腹が空いてなかったのですが、本日のスペシャルの鶏の胸肉とマッシュポテトをいただくことにしました。が、焼かれているものを想像してたら揚げたものが出てきて、ちょっとビックリ(^_^;;
食後のデザートはソルベをいただきました。オレンジのシャーベットでした。
いくつかの駅に止まりながら列車はどんどん進み…
途中、給仕の方から差し入れがあったりしながら…
あっという間に夕食です(^_^;;
サラダは付いてくるので…
夜はバドワイザー($5)なんて頼んでみながら…
夕食メニューの中でも一番高い&人気のあるステーキをいただきました。
今回も4人相席になり、私が一番最初に注文したのですが、4人ともミディアムレアのステーキとベイクドポテトの組み合わせを注文していました(笑)
私以外の男性2人はステーキソースを2つにしてもらってましたが、確かに美味しかったです。A1ソースも持ってきてもらいましたが使わず。基本、塩・コショウの私もソースつけてみたり。
食後にはコーヒーとチョコレートケーキをいただきましたが、チョコレートケーキはまさにアメリカンスイーツで、とにかく甘い!思わすコーヒー2杯飲みました。。
シェラネバダ山脈も近づいてきて、だんだん電波の入りも悪くなってきました。
最大2時間半遅れていたのですが、現在1時間遅れまで巻き返しています。明日の朝にはどうなっているかな?楽しみです。