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JAこま野のももの共選所を見学。農園で収穫されたももが選別され箱詰めされるまでの過程を知ることができた!

目次

JAこま野 もも共選所

金丸文化農園さんからクルマで数分。5分もかからないぐらいのところにJAこま野のもも共選所があります。 通常は一般の人が出入りすることが出来ない場所ですが、園主 金丸直明さんのご尽力によって特別に見学させていただくことができました。ありがとうございますm(_ _)m 1階は詰め終わったももの箱がズラリと並べられています。また、農家の方が持ち込むももの搬入口があるとのこと。

ももの選別

メインのももの共選所は2階にあるとのことで、建物の中にある階段を使って2階に上がります。 建物の端に全体を見渡せるような階段のある通路があるので、そこからももの選別作業を見学させていただきました♪

 1.ももの搬入

1階の搬入口に運ばれたももをのせたパレットがエレベータで2階に運ばれ、レールの上を流れていきます。

2.人の目による選別

まずは人の目による選別が行われます。 そのまま売りに出せるものは1つ1つ黒のトレイに載せられます。 傷んでいたり、サイズが満たなかったりしたものは緑のコンベアに載せられます。 緑のコンベアの行き着く先には人が待っていてそれらのももをまとめます。 このまとめられたももはジュースなどの加工品として使われます。

3.機械による選別とタグ付け

1つずつ黒いトレーに載ったももは機械による選別が行われます。最初の機械で光による糖度計測がなされ十分甘いこと、次の機械で大きさが計測されトレーに埋め込まれたICタグにそれらの情報が書き込まれます。

4.分別レーンに流れる

ICタグに情報が書き込まれたトレーはまとめられて分別のためのレーンに流れていきます。 結構な勢いで流れていきます。

5.箱詰めレーンに流れ箱詰め

5種類の大きさに分類され、8種類の箱詰めの数に応じて、自動的に適切な箱詰めのレーンに流れていきます。 一日朝から夕方まで選別&箱詰めが行われるとのこと。 1日2,600枚のパレットを扱っているとのこと。1パレット25個から30個のももが載っているので65,000〜78,000個のももが選別されて箱詰めされていることになります。

共選所Q&A

いくつか質問が出ました。 Q:この施設はもも専用なんですか? →A:はい。もも専用です。ただし、この付近ではすももを生産している農家も多いので、この施設がすももにも応用出来ないか検討しています。 ただ、現時点では、すもものサイズや糖度に関するデータ量が少なく、まだ選別機で判定するための情報が不足している状況です。   Q:ICチップを使っているということだが故障とかはしないんですか? →A:この共選所がオープンしてから8年経っていますが、まだ壊れずにつかえている状況です。   Q:何人ぐらいの人が共選所で作業をしているんですか? →A:現在は50人ぐらいで作業しています。   Q:なぜ、サイズの小さいももも収穫されてしまうんですか?もっと大きくなるまで待つことは出来ないんですか? →A:収穫せざるを得ないからです。青くなる時点で大きさが決まってしまい、それ以上待っても大きくなることはありません。   Q:中は結構暑いんですか? →A:あまり空気が流れず、ももの匂いが充満した環境での作業となっています。  

おわりに 〜ももの選別作業を知る貴重な機会でした

今まであまりスーパーに並んでいるももがどのように箱詰めされているか。なんて意識したことありませんでした。 が、今回収穫されたももが箱詰めされる過程を見て、機械化されている部分、人ででやられている部分を知ることができて大変勉強になりました。 実際にはこの後市場などに出荷されバイヤーさんやスーパーの仕入れ部門が購入し、さらにいくつかの経路を経て、成果のお店やスーパーに並ぶ形となります。 ものすごい手間とお金がかかっているのを知ると、一次生産者である農家の方に入るお金って…と思う部分もあったり。 ただ、現在はインターネットの普及によって、農家から直接買い手である消費者の元に届けることも可能となっています。 もちろん法的なところ、近隣の農園とのギャップ、関係者とのしがらみなど、いろいろあるとは思いますが… そんな中、金丸文化農園さんでは、さくらんぼ、ももの直販をやられています。 詳しくは下記のショップサイトやFacebookページを参照してみてください。 [blogcard url=”http://kbnouen.saleshop.jp/”] [blogcard url=”https://www.facebook.com/kanemarubunka/”] 生産者の顔が見れるって安心ですよね。しかもそれが知り合いだったら断然応援したくなっちゃいます。 もちろん、テキトーでいい加減な仕事で味もサッパリだったら応援するのはちょっと…となりますけど。 金丸文化農園さんは真面目な取り組み、そして、さくらんぼももももおいしい。ってことで応援しがいのある農園さんです。 チャンスがあれば園主と果物両方知ってもらいたいです。 これからも応援しています! では、今回はこの辺で。   ]]>

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この記事を書いた人

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