【「マインドセットだけ学びなさい」を考える】
こんにちは。でぐっち です。
今日、９月１４日のマインドセットは、
敷居を上げろ
です。
パッと見たとき、
２つの側面があるな。
と思いました。
ひとつは、
「自分」の敷居を上げろ。
もうひとつは、
「お客」の敷居を上げろ。
せっかくなので、
両方見ていきましょう。
まず、
自分の敷居を上げろ。です。
これは、
自分のコトを考えるときのイメージ。
それをどこに置くか。
低い場所に置くのか、高く置くのか。
例えば、
マラソンに出場する！と考えたとします。
そのとき、
「いつかは」フルマラソンに出場できたら「いいな」
と考えるか、
「半年後には」フルマラソンに出場「するぞ！」
と考えるのでは、
その後の行動に差が出てきます。
「いつかは」では、
フルマラソンに出場する。というのは、
夢や憧れレベルであり、
自分がそこにたどり着くまでのイメージが
出来ていないため、
具体的な行動指針が定まらず、
結局、「いいな」と思うところで止まってしまい、
フルマラソンに出場することは難しいでしょう。
「半年後には」と考えるなら、
まず、半年後に開催されるマラソンがどれか探し、
エントリーができるなら、申し込みを済ませてしまいます。
すると、
もう走らざるをえない状況に自分が追い込まれます。
そうなったら、
半年でフルマラソンを走るための
トレーニングをどうするれば良いか考えるようになり、
本やDVDで調べたり、ジムに通ったりするようになります。
そして、
ウェアやシューズ、帽子や手袋などの準備も整え、
ドンドン、意識を高めて行くことができます。
ここで、
さらに一緒に出場する仲間ができて、交流すれば
その仲間は良き友にもライバルにもなって、
さらにやる気が高まることでしょう。
そこまですれば
準備万端で当日を迎え、無事完走することもできるでしょう。
例え、今現在、まったく走ったことがなくても。
イメージできれば行動でき、行動すれば実現します。
なので、
自分のイメージを高く持つ。
自分の敷居を上げることはとても重要です。
そしてもうひとつ。
お客の敷居を上げろ。
お客さんが来てくれるように、
集客のために、
商品やサービスの価格を下げる、
すなわち敷居を下げることで、
まず、
自分の商品やサービスを買ってもらい、使ってもらう。
ビジネスを始めた初期のころであれば、
それは一つの戦略としてアリでしょう。
お客さんは、
自分の取り扱う商品やサービスが
何なのか、良いものなのかどうなのか
もわからない、知らないので、
まずは知ってもらう、買ってもらうことは重要です。
でも、
ある程度のお客さんが来るようになったなら、
あるいは、知名度が上って来たときに
そのままの価格で良いか？
と考えると、再考する必要があります。
安い価格で提供していると言うことは、
客層が
その価格なら買う人、
その価格の価値しか見いだせない人、
その価格までしかお金を出せない人、
となっている可能性があります。
また、
自分自身も価格を下げているため、
利益率も下がり、大きな収益を得ることも
難しくなってしまいます。
そこで、
商品、サービスに自信を持っているのであれば、
価格を上げる＝敷居を上げることで、
収益を上げると共に、
客層を上げることが可能となります。
このとき、
同じ商品、サービスの価格を
そのまま上げてしまったのでは、
単に「値上げした」ととらえられてしまい、
ブランドイメージも悪くなってしまうので、
リニューアルした商品、サービスの提供や、
より付加価値を付けた新ラインナップでの、
商品、サービスの提供をする必要があります。
既存の商品、サービスと併売するか、
切り替えるかは、戦略によりけりです。
よく考える必要があります。
敷居を上げる。
自分の敷居を上げる、お客の敷居を上げる、
両面から考え、行動してください。
それでは、今日はこの辺で。また明日。
平秀信先生、仙人さん、ありがとうございます。
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敷居を上げろ
2015/09/14
