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播州赤穂の坂越湾でセカウマの牡蠣が生み出される理由を肌で実感!【セカウマ牡蠣生産者視察記2017夏】

2017年8月5日。牡蠣の人ことサトウゲンさんの牡蠣生産者さんの視察に混ぜていただくために兵庫県の播州赤穂、坂越湾に行ってきました。

目次

牡蠣の人

普通、牡蠣って言ったら、「海のミルク♪美味しいよねー。だけど、当たったり、ノロとか食中毒が怖くない?」なんて話もよく聞きますよね。

でも、絶対に当たったり、ノロや食中毒になることのない牡蠣があったらどうします?

「そんなのあるわけないじゃーん」と言う人もいると思いますが、世の中にはそんな牡蠣があるんです。

でも、そのためには、牡蠣を育てる環境から流通経路、そして、提供する環境、このすべてにおいてノロや食中毒になる可能性を徹底的に排除しなければなりません。

そんな世界一うまい牡蠣を創る「セカウマ」ブロジェクトを推進しているのが牡蠣の人ことサトウゲンさん。

インターネットでは、牡蠣の百科事典「カキペディア」を運営し情報発信されています。

今回、そのセカウマ認定オイスター「牡蠣嫁」を提供する生産者である鎌島水産さんの牡蠣生産現場を視察する機会をサトウゲンさんが作ってくれました。

次の日に大阪で開催されるイベントと合わせて企画してくださったので、コレはチャンスと伺うことにしました。

播州赤穂

鎌島水産さんは兵庫県赤穂市坂越、坂越湾にあります。なので、この日は播州赤穂に現地集合。

現地直行組、大阪集合組、そして私は一人新横浜6:00始発の新幹線で姫路に行き、そこから山陽本線で播州赤穂まで。駅で今回のメンパ全員と合流することができました。

播州赤穂駅に隣接する東横インに荷物を預け、まず、牡蠣の人から今回の視察の概要を伺いました。

なぜ、瀬戸内海の坂越で奇跡のセカウマの牡蠣が生産できるのか、その概要は

を参照ください。ヒントはこちらの地図に。

まずは播州赤穂駅から歩いて、周辺環境の視察です。

今回のメンバーは7名。真夏の暑い陽射しの中歩きます。

千種川に出て川沿いに歩きます。後ろが播州赤穂駅ですが、千種川の向う側には坂越湾を囲む山が見えます。

この山が千種川の河口までずっと続いています。なので、千種川の水が直接坂越湾に入るのを防いでくれています。

そして、この付近の川沿いにはほとんど建物がありません。

ここをちょっと離れた赤穂市街、相生市街は工場を中心に、どんどん開発が進んでいますが、この一帯だけほとんど開発されていません。

それは、はるか昔に渡来人がこの付近に渡ってきて住んでいたことに関係するのかもしれません。

坂越に渡るための数少ない橋を渡ります。歩いている人なんていないです…

少し民家はありますが、コンビニなんてありません…

千種川方面から坂越湾に抜けるトンネル。ここでトラブルが発生。

メンバの1人の足がトンネルを通ることを拒んで先に進めなくなってしまったんです。

実は、このトンネルの両脇にはお墓が並んでいます、、、

反対方向には足が進むのに、トンネル方向には進めない。こんなことがあるなんて、、、

坂越湾

でも、牡蠣の人が強制的に手を引っ張ってトンネルに連れて行ったらなんとか行けたので、300mのトンネルを進みました。

トンネルを抜けると正面に人が立ち入ってはいけないとされる島と整備された海岸が広がっています。

島の名前は生島(いくしま)といいます。

大避神社の神地(秦河勝のお墓がある)として人の入ることを禁じたため原始の状態を保っています。

今でも人が立ち入ることができるのは、大避神社から神様が島の社に入るタイミングと出るタイミングの2回だけだそうです。

炎天下をひたすら歩き続けます。が、クルマだったら20分30分の距離を歩くことで、この場所の特異性を体感することができました。クルマで移動したんじゃわからない。

昔、湾の状況を伝えるための櫓の複製?

青い空に白い壁が映える旧坂越浦会所をちょっとだけ見学。

昔はお殿様がここに泊まられたとも言われる由緒ある建物。

小さいけど庭がいい感じでした。

実はトンネルを抜けなくても千種川側と行き来できる道がありました。この昔ながらの街並みが青空とマッチしてものすごい雰囲気を醸し出していました。

播州赤穂の地酒の酒蔵、奥藤商事さんを訪問。

忠臣蔵と乙女という地酒を作っているそうです。

その後、大避神社へ。

渡来人である秦河勝(はたのかわかつ)が祀られる神社。

その昔は「大闢(だいびゃく)神社」と呼ばれていたようで、大闢とはダビデの漢訳とのことでユダヤ人とも関係があるのではないかと言われています。

神社は山の中腹にあるため坂を登っていきます。

瀬戸内海三大船祭りの1つである坂越の船祭りで有名なだけあって、イカリがあったり、

船が飾られて(?)たり。

さまさまな絵が飾られていました。

普通門の外側にいるんじゃないかと思われる像が内側に。

神社から生島まで一直線に行けるようになっています。

海岸線沿いに戻ってきました。水がキレイ。

舐めてみると甘じょっぱいんです。海臭くない。海がキレイな証拠です。

生島と坂越の漁港を横目に進みます。

大避神社御旅所が見えます。

しかしキレイな海だ…

しばらく歩くとかき処理施設が見えてきます。

その中の一つが今回お世話になる鎌島水産さんです。

お疲れさまでした

炎天下の中、2時間半弱の徒歩での周辺環境視察。左の播州赤穂駅から鎌島水産さんまでの赤線の部分を歩きました。

渡来人と言われる秦河勝のお墓があるため神域として人の立ち入りが禁じられている生島の存在。

そして、湾を取り囲むような山に囲われた坂越湾の状況。

キレイな坂越湾の海。

これらを歩いて肌で感じることが出来たのは、とても勉強になりました。

なんとか全員熱中症にもならずに到着することが出来てよかったです。

視察前半戦終了。お疲れさまでした。

セカウマ牡蠣生産者視察記2017夏:次の記事はこちら

[sekauma-akoh-2017-s]

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この記事を書いた人

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