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watchOS6.2.5(17T608)リリース。日本ではプラウドエディションの新文字盤とセキュリティ更新に対応したメンテナンスリリース。更新すべき?待つべき?所要時間、サイズ、導入後の不具合は?

[watchos-release-info]

2020年5月19日。watchOS 6.2.5(17T608)がリリースされました。iOSがリリースされる前にwatchOSが出てくるのは珍しいケースですね。更新すべきか否か、変更点、所要時間、導入後の不具合の有無、更新手順についてご紹介します。

朝、ふとApple Watchに目をやると「watchOS 6.2.5が利用可能です。」と通知が。

ん?と思って、iOSの最新版がリリースされていないか確認するも、反応なし。

Facebookのタイムラインにウォッチしているgori.meの投稿が流れてきて、Apple Watchブライドエディションの発売に関連したリリースであることがわかりました。

ベースとなるOSが同じiOS、iPadOSについては、その後、iOS 13.5iPadOS 13.5がリリースされましたが、macOSについてはリリースされていません。

目次

watchOS 6.2.5 更新すべき?待つべき?

今回のwatchOSのアップデートはwatchOS 6.2.1からwatchOS 6.2.5と3番目の数字が追加されるメンテナンスリリースの位置づけとなります。

まだ、どんなセキュリティ対応したかが明記されていないのでわかりませんが、末尾の番号的には1から5と結構進んでいます。

機能改善、バグ修正の情報としてはサウジアラビアでの心電図App、不規則な心拍の通知対応が記載されていますが、日本は非対応のままなので、あまり興味を引かない内容です。

逆に明記されていませんが、Apple Watchプライドエディション発売に伴い、対応したレインボーの文字盤「プラウドデジタル」「プラウドアナログ」が利用できるようになっています。

Apple Watch 6.2.5の新文字盤「プラウドデジタル」

Apple Watch 6.2.5の新文字盤「プラウドデジタル」

Apple Watch 6.2.5の新文字盤「プラウドアナログ」

Apple Watch 6.2.5の新文字盤「プラウドアナログ」

以上から、watchOS 6.2.5にアップデートした方が良い方は次のとおりです。

  • サウジアラビアでApple Watch Series 4以降を使いたい方
  • レインボーバンドに対応した文字盤「プラウドデジタル」「プラウドアナログ」を使いたい方
  • セキュリティ意識の高い方
  • 最新版OSを使いたい方

今回は無理にアップデートしなくてもいいかな。というのが個人的な見解です。

watchOS 6.2.5 更新後の不具合について

Apple Watch Series 3 42mmのwatchOSを6.2.1から6.2.5にアップデートしましたが、次のような不具合・問題は発生していません。

  • 起動しなくなる
  • 再起動を繰り返す
  • 通信しない
  • 利用できない

その後も、気になるような不具合・問題は発生していません。

何か見つけた際には適宜更新します。

watchOS 6.2.5のアップデートのサイズ、所要時間について

watchOS 6.2.1のApple Watch Serieies 3 42mmをwatchOS 6.2.5に更新しようとしたときのサイズ、所要時間は次の通りです。

機種 更新前
watchOS
サイズ 全体
所要時間
ダウンロード
所要時間
インストール
所要時間
更新後
パージョン
Apple Watch Series 3 42mm 6.2.1
(17T530)
197MB 28分 3分
※1
25分
※1
6.2.5
(17T530)

※1:WiFi利用

watchOSのアップデートは、

  1. インターネットからiPhoneへのアップデートファイルのダウンロード
  2. iPhoneからApple Watchへのアップロード

と2段階のインストールとなるため、インターネット接続環境、iPhone – Apple Watchの通信状況に大きく依存します。

最低30分以上、可能であれば1時間程度、iPhoneならびにApple Watchを利用しなくても問題のないタイミングでアップデートを実施してください。

また、watchOSの更新については、

  • Apple Watchが充電器に接続されていること
  • Apple Watchが50%以上充電されていること
  • Apple WatchとペアリングしているiPhoneが同一のWi-Fiに接続されていること

を確認の上、アップデートを行うようにしてください。

watchOS 6.2.5の更新内容

Watchアプリのソフトウェア・アップデートには次の画面が出てきます。

watchOS 6.2.1のApple Watch Series 3 42mmで197MBでした。

[alert title=”注意”]サイズはApple Watchの機種、現行のバージョンによって変わります。[/alert]

Watchアプリ上では「改善およびバグ修正が含まれています。」としか書かれていません。

が、公式サイト「watchOS 6 のアップデートについて」の「watchOS 6.2.5」には、

  • サウジアラビアでの心電図App、不規則な心拍の通知対応

について記載されています。

また、どこにも記載されていませんが、Apple Watchプラウトエディションならびにプラウドエディションバンドの発売に伴う、新文字盤「プラウドデジタル」「プラウドアナログ」が選択可能となります。

日本におけるwatchOS 6の機能の対応状況

日本におけるwatchOS 6.2.5でのwatchOS 6の機能の対応状況は次のとおりです。

大分類 中分類・小分類 日本での対応状況
Siri Siri
話せるSiri
Hey Siri
手首を上げて話す
ブランドサービス 心電図 ×(非対応)
不規則な心拍の通知 ×(非対応)
トランシーバー
News ×(非対応)
指書き入力 ×(非対応)
音声入力
学生証 ×(非対応)
Radio
空気質指標 ×(非対応)
VoiceOver ○(日本語)
海外における緊急通報
Apple Music Apple Music
オーディオブック オーディオブック
Podcast Podcast
Apple Pay Apple Pay
アプリケーション内での支払い
Appleのマップ 経路案内:この周辺 ×(非対応)
経路案内:経路の統合
経路案内:ターンパイターン

watchOS 6.2.5のセキュリティアップデートについて

公式サイト「Apple セキュリティアップデート」には次のように記載されています。

まだwatchOS 6.2.5のセキュリティの問題への対応の記載がありません。

記載が確認できましたら追記します。

watchOS 6.2.5へのアップデート手順と確認方法について

watchOS 6.2.5へのアップデート手順

watchOS 6.2.5へのアップデート手順は次のとおりです。

[timeline][tl title=’1.【Watch】アプリの起動’]

Apple WatchとペアリングしているiPhoneで【Watch】アプリをタップし起動します。

[/tl][tl title=’2.【一般】の選択’]

マイウォッチ画面で画面をスクロールし【一般】をタップします。

[/tl][tl title=’3.【ソフトウェア・アップデート】の選択’]

一般画面で【ソフトウェア・アップデート】をタップします。

[/tl][tl title=’4.【ダウンロードとインストール】の選択’]

ソフトウェア・アップデート画面で「watchOS 6.2.5」であること、また、ダウンロードサイズを確認し、【インストール】をタップします。

[/tl][tl title=’5.バスコードの入力’]

パスコードを入力します。

[/tl][tl title=’6.インストールの実施’]

アプリのステータス表示が次のように変化します。

「Apple Watchにダウンロード中…」

「準備中…」

「確認中…」

「インストール中…」に変化し、、、

「watchOS 6.2.5 お使いのソフトウェアは最新です」と表示されます。

このとき、実際のApple Watch上では、まだインストールが進行中で完了していませんのでご注意ください。

Apple Watchに時計のフェイスが表示されればwatchOS 6.2.5へのアップデートは完了しています。

[/tl][tl][/tl][/timeline]

watchOS 6.2.5にアップデートされたことの確認

iPhoneやApple Watchでアップデートされたことを確認するには次の手順で確認します。

iPhoneのWatchアプリでの確認

[timeline][tl title=’1.iPhoneで【Watch】アプリを起動’]

[/tl][tl title=’2.【一般】を選択’]

[/tl][tl title=’3.【ソフトウェア・アップデート】を選択’]

ソフトウェア・アップデート画面に「watchOS 6.2.5 お使いのソフトウェアは最新です。」と表示されることを確認します。

[/tl][tl title=’4.【情報】を選択’]

一般に戻り【情報】を選択します。

情報画面の「バージョン」に「6.2.5 (17T608)」と表示されることを確認します。

[/tl][tl][/tl][/timeline]

Apple Watchの「設定」アプリでの確認

Apple Watchの「設定」アプリでもwatchOS 6.2.5にアップデートされたことを確認できます。

[timeline][tl title=’1.Apple Watchで【設定】アプリを起動’]

[/tl][tl title=’2.【一般】を選択’]

[/tl][tl title=’3.【ソフトウェア・アップデート】を選択’]

[/tl][tl title=’4.アップデートの完了を確認’]

「Apple Watchは最新です。」と表示されることを確認します。

[/tl][tl title=’5.【情報】を選択’]

一般に戻り、【情報】を選択します。

[/tl][tl title=’6.バージョンを表示’]

Apple Watchの画面をスクロールし、「バージョン」に「6.2.5 (17T608)」と表示されることを確認します。

[/tl][tl][/tl][/timeline]

なお、通知に「アップデート完了」と表示される場合もあります。

おわりに

前回のリリースから1ヶ月と10日。ベースとなるiOSの更新よりも先にwatchOSの最新版がリリースされました。

珍しいですね。アメリカも新型コロナウイルス感染症で大変な状況となっていますが、Apple Watchプライドエディションのリリースに何とか合わせたかったのではないかと思います。

セキュリティの更新内容が気になりますが、日本では今すぐ新文字盤を使いたいということでなければ無理にアップデートシなくてもいいのかな。とも思っています。

watchOSを更新したい場合は時間がかかるので、時間が十分あるときに行うようにしてください。

では、今回はこの辺で。

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この記事を書いた人

コンピュータ会社に勤めるサラリーマン。
Apple製品、電子小物など、新しいものが大好き。
インターネットビジネス、ブログ運営、iOSプログラミングなど、学ぶことが大好き。
グルメ、旅行、映画鑑賞、音楽鑑賞など、楽しむコトが大好き♪
夢はプロブロガー?「質より量より更新頻度」をスローガンに更新中♪

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