[watchos-release-info]
2020年9月25日。前回の年に1度のシステムリリースから1週間。watchOS 7.0.1(18R395)がリリースされました。Walletに関連する1件のバグ修正のみのメンテナンスリリースです。
watchOS 7.0.1にアップデートすべきか否か、更新内容、サイズ、時間、手順、更新後の不具合の有無について記載しています。
ベースとなるOSが同じiOS、iPadOSについても同日に、iOS 14.0.1、iPadOS 14.0.1、MacについてもmacOS 10.15.7がリリースされています。
当該機種をお持ちの場合、ご確認ください。
watchOS 7.0.1 更新すべき?待つべき?
今回のwatchOSのアップデートはwatchOS 7からwatchOS 7.0.1へと3番目の数字が追加されるメンテナンスリリースの位置づけとなります。
watchOS 7.0.1にアップデートしても良い方は次のとおりです。
- watchOS 7にアップデートした方
- 当該問題が発生してる方
それ以外の方は1ヶ月程度、具体的には最低watchOS 7.1リリースまでは様子見しても良いかと思います。
特に私の環境では発生していないです(気づいていないだけかもしれません)が、Apple Watch Series 3ではかなりの不具合が発生しているようなので、お待ちください。
watchOS 7.0.1 更新後の不具合について
Apple Watch Series 3 42mmのwatchOS 7をwatchOS 7.0.1にアップデートしましたが、次のような不具合・問題は発生していません。
- 起動しなくなる
- 再起動を繰り返す
- 通信しない
- 利用できない
その後も、気になるような不具合・問題は発生していません。
しかし、Apple Watch Series 3では不具合が多数発生しているようです。ご注意ください。
[sanko href=”https://japanese.engadget.com/applewatch-3-watchos7-050018520.html” title=”Apple Watch Series 3ユーザーからwatchOS 7アプデによる不具合報告多数 – Engadget 日本版” site=”Engadget JP” target=”_blank” rel=”nofollow”]
その他、何か見つけた際には適宜更新します。
watchOS 7.0.1のアップデートのサイズ、所要時間について
watchOS 7のApple Watch Serieies 3 42mmをwatchOS 7.0.1に更新しようとしたときのサイズ、所要時間は次の通りです。
機種 | 更新前 watchOS |
サイズ | 全体 所要時間 |
ダウンロード 所要時間 |
インストール 所要時間 |
更新後 パージョン |
---|---|---|---|---|---|---|
Apple Watch Series 3 42mm | 7.0 (17R382) |
97.4MB | 69分 以上 |
47分以上 ※1※2 |
22分 | 7.0.1 (18R395) |
※1:WiFi利用
※2:ソフトウェア・アップデート選択時点で既にダウンロードが開始されたため正確な時間は不明
watchOSのアップデートは、
- インターネットからiPhoneへのアップデートファイルのダウンロード
- iPhoneからApple Watchへのアップロード
と2段階のインストールとなるため、インターネット接続環境、iPhone – Apple Watchの通信状況に大きく依存します。
最低1時間半以上、可能であれば2時間程度、iPhoneならびにApple Watchを利用しなくても問題のないタイミングでアップデートを実施してください。
また、watchOSの更新については、
- Apple Watchが充電器に接続されていること
- Apple Watchが50%以上充電されていること
- Apple WatchとペアリングしているiPhoneが同一のWi-Fiに接続されていること
を確認の上、アップデートを行うようにしてください。
watchOS 7.0.1 の更新内容
Watchアプリのソフトウェア・アップデートには次の画面が出てきます。
watchOS 7のApple Watch Series 3 42mmで97.4MBでした。
[alert title=”注意”]サイズはApple Watchの機種、現行のバージョンによって変わります。[/alert]
Walletの1件のバグに対応しています。
公式サイト「watchOS 7 のアップデートについて」の「watchOS 7.0.1」にも同じ記述が書かれています。
日本におけるwatchOS 7の機能の対応状況
日本におけるwatchOS 7でのwatchOS 6の機能の対応状況は次のとおりです。
大分類 | 中分類・小分類 | 日本での対応状況 |
---|---|---|
Siri | Siri | ○ |
話せるSiri | ○ | |
Hey Siri | ○ | |
手首を上げて話す | ○ | |
翻訳 | ○ | |
デバイス上の音声入力 | ○(日本語<->英語、北京語、韓国語) | |
ブランドサービス | 血中酸素ウェルネスアプリ | ○ |
心電図 | ×(非対応) | |
不規則な心拍の通知 | ×(非対応) | |
友達を探す | ○ | |
ファミリー共有設定 | ○ | |
トランシーバー | ○ | |
News | ×(非対応) | |
指書き入力 | ×(非対応) | |
音声入力 | ○ | |
学生証 | ×(非対応) | |
Radio | ○ | |
空気質指標 | ×(非対応) | |
VoiceOver | ○(日本語) | |
海外における緊急通報 | ○ | |
Apple Music | Apple Music | ○ |
オーディオブック | オーディオブック | ○ |
Podcast | Podcast | ○ |
Apple Pay | Apple Pay | ○ |
アプリケーション内での支払い | ○ | |
Appleのマップ | 経路案内:この周辺 | ○ |
経路案内:経路の統合 | ○ | |
経路案内:ターンパイターン | ○ | |
自転車での経路 | ×(非対応) |
[sanko href=”https://www.apple.com/jp/watchos/feature-availability/” title=”WatchOS – 利用できる機能 – Apple(日本)” site=”Apple(日本)” target=”_blank” rel=”nofollow”]
watchOS 7.0.1 のセキュリティアップデートについて
公式サイト「Apple セキュリティアップデート」の英語版を確認するとセキュリティ問題(CVE)への対応は含まれていないことが確認できます。
watchOS 7.0.1 へのアップデート手順と確認方法について
watchOS 7.0.1 へのアップデート手順
watchOS 7.0.1へのアップデート手順は次のとおりです。
[timeline][tl title=’1.【Watch】アプリの起動’]
Apple WatchとペアリングしているiPhoneで【Watch】アプリをタップし起動します。
[/tl][tl title=’2.【一般】の選択’]
[/tl][tl title=’3.【ソフトウェア・アップデート】の選択’]
タップするとwatchOS 7の情報と共にステータスが次のようになっている場合があります。
「Apple Watchにダウンロード中…」
「準備中…」
[/tl][tl title=’4.【インストール】の選択’]
ソフトウェア・アップデート画面で「watchOS 7」であること、また、ダウンロードサイズを確認し、【インストール】をタップします。
[/tl][tl title=’5.バスコードの入力’]
パスコードを入力します。
[/tl][tl title=’6.インストールの実施’]
「確認中…」
「インストール中…」に変化し、、、
「watchOS 7.0.1 お使いのソフトウェアは最新です」と表示されます。
[alert title=”注意”]この時点では、実際のApple Watch上では、まだインストールが進行中で完了していませんのでご注意ください。[/alert]
Apple Watchに時計のフェイスが表示されればwatchOS 7.0.1へのアップデートは完了しています。
[/tl][tl][/tl][/timeline]
watchOS 7.0.1 にアップデートされたことの確認
iPhoneやApple Watchでアップデートされたことを確認するには次の手順で確認します。
iPhoneのWatchアプリでの確認
[timeline][tl title=’1.iPhoneで【Watch】アプリを起動’]
[/tl][tl title=’2.【一般】を選択’]
[/tl][tl title=’3.【ソフトウェア・アップデート】を選択’]
ソフトウェア・アップデート画面に「watchOS 7.0.1 お使いのソフトウェアは最新です。」と表示されることを確認します。
[/tl][tl title=’4.【情報】を選択’]
一般に戻り【情報】を選択します。
情報画面の「バージョン」に「7.0.1 (18R395)」と表示されることを確認します。
[/tl][tl][/tl][/timeline]
Apple Watchの「設定」アプリでの確認
Apple Watchの「設定」アプリでもwatchOS 7.0.1にアップデートされたことを確認できます。
[timeline][tl title=’1.Apple Watchで【設定】アプリを起動’]
[/tl][tl title=’2.【一般】を選択’]
[/tl][tl title=’3.【ソフトウェア・アップデート】を選択’]
[/tl][tl title=’4.アップデートの完了を確認’]
「Apple Watchは最新です。」と表示されることを確認します。
[/tl][tl title=’5.【情報】を選択’]
[/tl][tl title=’6.バージョンを表示’]
Apple Watchの画面をスクロールし、「バージョン」に「7.0.1 (18R395)」と表示されることを確認します。
[/tl][tl][/tl][/timeline]
なお、通知に「アップデート完了」と表示される場合もあります。
おわりに
前回の年に1度のシステムリリースから1週間。早速、watchOS 7.0.1がリリースされました。
Apple Watch Series 3では様々な問題が出ているようですが、幸い私の環境では通常での利用に不具合を感じていません。
何か問題がないかは引き続きウォッチしていきます。
では、今回はこの辺で。
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