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watchOS 7.6.2(18U80)リリース。1件のセキュリティ問題に対応したマイナーアップデート。更新すべきか否か?所要時間、サイズ、更新後の不具合の有無についてご紹介

2021年9月14日。watchOS 7.6.2(18U80)がリリースされました。前回のリリースから1ヶ月半。1件のセキュリティ問題(CVE)に対応したマイナーアップデートです。

本記事では実際にwatchOS 7.6.2にアップデートした結果も踏まえて、更新すべきか否か、更新内容、サイズ、時間、手順、更新後の不具合の有無などを紹介しています。

また、同日にiPhone用のiOS 14.8、iPad用のiPadOS 14.8、Mac用のmacOS Big Sur 11.6がリリースされています。対象機器をお持ちの方は合わせてご確認ください。

目次

watchOS 7.6.2 更新すべき?待つべき?

今回のwatchOSのアップデートはwatchOS 7.6.1からwatchOS 7.6.2へと3番目の数字が変更されるマイナーアップデートとなります。

watchOS 7.6.2には、機能改善・バグ修正に関する情報はありませんが、1件のセキュリティ問題(CVE)への対応が含まれています。

watchOS 7.6.2にアップデートしても良い方は次のとおりです。

  • watchOS 7.6以降にアップデートした方
  • セキュリティ意識の高い方
  • 最新版を利用したい方

反対にアップデートを待った方が良いのは、

  • 慎重派な方
  • 問題が発生した場合に対処か困難な方

です。

来週にはwatchOS 8のリリースが控えていますが、こちらも1ヶ月ぐらいは待った方が良いと考えられるので、watchOS 7.6.2については、2週間は様子を見ても良いかと思います。

一方で、考えるのが面倒な方は「ソフトウェア・アップデート」の「自動アップデート」を有効にしてみるというのもアリかと思います。

watchOS 7.6.2 更新後の不具合について

2021年9月16日20:00現在、Apple Watch Series 6をwatchOS 7.6.2にアップデートしましたが、次のような不具合・問題は発生していません。

  • 起動しなくなる
  • 再起動を繰り返す
  • 通信しない
  • 利用できない

その後も、気になるような不具合・問題は発生していません。

その他、何か見つけた際には適宜更新します。

watchOS 7.6.2 のアップデートのサイズ、所要時間について

watchOS 7.6.1のApple Watch Series 6をwatchOS 7.6.2にアップデートしたときのサイズ、所要時間は次の通りです。

スクロールできます
#機種更新前
バージョン
サイズ全体
所要時間
ダウンロード
所要時間
インストール
所要時間
更新後
バージョン
1Apple Watch
Series 6 44mm
7.6
(18U70)
59.1MB不明不明
※1
13分7.6.2
(18U80)
※1:フレッツ光接続のWi-Fi利用

watchOSのアップデートは、

  1. インターネットからiPhoneへのアップデートファイルのダウンロード
  2. iPhoneからApple Watchへのアップロード

と2段階のインストールとなるため、インターネット接続環境、iPhone – Apple Watchの通信状況に大きく依存します。

最低30分以上、可能であれば60分程度、iPhoneならびにApple Watchを利用しなくても問題のないタイミングでアップデートを実施してください。

また、watchOSの更新については、

  • Apple Watchが充電器に接続されていること
  • Apple Watchが50%以上充電されていること
  • Apple WatchとペアリングしているiPhoneが同一のWi-Fiに接続されていること

を確認の上、アップデートを行うようにしてください。

watchOS 7.6.2 の更新内容

Watchアプリのソフトウェア・アップデートには次の画面が出てきます。

注意

サイズはApple Watchの機種、現行のパージョンによってサイズが変わります。

watchOS 7.6.1のApple Watch Series 6で59.1MBでした

watchOS 7.6.2では、重要なセキュリティアップデートが含まれると記載がありますが、機能改善・バグ修正が含まれるとの記載はありません。

メモ

公式サイト「watchOS 7のアップデートについて」の「watchOS 7.6.2」にも同様の記載があります。

日本におけるwatchOS 7の機能の対応状況

日本におけるwatchOS 7の機能の対応状況は次のとおりです。

大分類中分類・小分類日本での対応状況
SiriSiri
話せるSiri
Hey Siri
手首を上げて話す
翻訳○(日本語<->英語・北京語・韓国語)
デバイス上の音声入力×(非対応)
ブランドサービス血中酸素ウェルネスアプリ
心電図
不規則な心拍の通知
友達を探す
ファミリー共有設定
トランシーバー
News×(非対応)
指書き入力×(非対応)
音声入力
学生証×(非対応)
Radio
空気質指標×(非対応)
VoiceOver
海外における緊急通報
Apple MusicApple Music
オーディオブックオーディオブック
PodcastPodcast
Apple PayApple Pay
アプリケーション内での支払い
Appleのマップ経路案内:この周辺
経路案内:経路の統合
経路案内:ターンパイターン
自転車での経路×(非対応)
出典:watchOSで利用できる機能

watchOS 7.6.2 のセキュリティアップデートについて

公式サイト「Apple セキュリティアップデート」で「watchOS 7.6.2」確認すると、watchOS 7.6.2では1件のセキュリティ問題(CVE)に対応していることがわかります。

スクロールできます
#カテゴリ件数CVE番号Apple Watch
対象機種
1CoreGraphics1件CVE-2021-30860Series 3以降

watchOS 7.6.2 へのアップデート手順

メモ

Apple Watchに「watchOS 7.6.2が利用可能です。」と通知されることがあります。

watchOS 7.6.2へのアップデート手順は次のとおりです。

watchOS 7.6.2 にアップデートされたことの確認

iPhoneやApple Watchでアップデートされたことを確認するには次の手順で確認します。

おわりに

前回のリリースから1ヶ月半でのマイナーアップデート。

来週にはwatchOS 8のリリースが見えている時点での今回のwatchOS 7.6.2のリリース。

これはゼロデイ攻撃を確認したAppleが緊急で対応しリリースしたアップデートです。

watchOS 7.6以降の方はwatchOS 7.6.2にアップデートすることを強くオススメします。

では、今回はこの辺で。

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この記事を書いた人

コンピュータ会社に勤めるサラリーマン。
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インターネットビジネス、ブログ運営、iOSプログラミングなど、学ぶことが大好き。
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