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2020年12月9日。前回のリリースから40日。今年最後のメジャーアップデートとなるWordPress 5.6がリリースされました。58件の機能拡張改善と201件の爆修正に対応しています。筆者の環境では更新後の不具合も発生しているので更新は慎重に。
WordPress 5.6アップデートすべき?待つべき?
「WordPress 5.6 Field Guide」によると、WordPress 5.6では85件の機能拡張と改善、201件のバグ修正が行われています。
一般の方向けの変更点は
- ブロックエディタの更なる進化
- 新テーマ Twenty Twenty-One の登場
ですが、開発者向けに
- アプリケーションパスワードによるREST-API認証
- PHP 8への対応開始
- jQueryの更新
がアナウンスされています。
メジャーアップデートということもあり、テーマやプラグインが動作しなくなる可能性があるため、2週間ぐらいは様子見をすることをオススメします。
WordPress 5.6更新後の不具合
筆者の環境では、
- Classic Editorで入力がおかしい
- ブロックエディターでカスタムフィールドの削除が出来ない
などの不具合が発生しています。
その他、問題や不具合に気づいたら追記します。
WordPress 5.6 の更新内容
WordPress 5.6に更新すると次の画面が表示されます。
ざっくりまとめると
- ブロックエディタの更なる進化
- 来年のテーマ Twenty Twenty-One(2021)の登場
です。開発者向けには
- REST-APIのアプリケーションパスワードのサポート
- PHP 8対応開始
- jQueryの更新
があります。
WordPress 5.6 更新手順
1.ダッシュボードに「WordPress 5.6が利用可能です!今すぐ更新してください。」と表示されます。
2.「今すぐ更新してください」をクリックするか、「更新」を選択すると「WordPressの新しいバージョンがあります。」と表示されるので、「今すぐ更新」ボタンをクリックします。
3.自動的に更新され、完了すると次の画面が表示されます。
おわりに
今までは結構安易にアップデートしてきましたが、今回のアップデートは更新後、クラシックエディターでの入力がおかしくなったり、かといってブロックエディターにするとカスタムフィールドの削除が機能しなかったり、と使うのにストレスを感じる状況になっています。
テーマやプラグインの対応が早く進むことを願います。
では、今回はこの辺で。
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