2021年9月9日。前回のリリースから50日。WordPress 5.8.1 がリリースされました。60件(40件:WordPress本体+20件:ブロックエディタ)のバグ修正、3件のセキュリティ問題に対応したセキュリティ&メンテナンスリリースです。
WordPress 5.8.1にアップデートすべきか否か、更新内容、更新手順、更新後の不具合について紹介します。
WordPress 5.8.1 にアップデートすべき?待つべき?
今回は3番目の数字が追加されるマイナーアップデート。
60件(40件:WordPress本体+20件:ブロックエディタ)のバグ修正、3件のセキュリティ問題への対応がされたセキュリティ&メンテナンスリリースです。
今回、WordPress 5.8.1 への更新をしても良いのは次の方です。
- WordPress 5.8 を利用の方
- これから正式にWordPressサイトをオープンする方
- 商業利用ではなく趣味利用で問題が発生しても問題ないサイト
- 最新版を利用したい方
対応を見送った方が良い方は
- 慎重な方
- 問題が発生したときの対処がわからない方
です。
アップデートを検討されている方も、利用しているテーマやプラグインが最低限 WordPress 5.8 に対応しているか、対応する可能性があるかを確かめてからアップデートすることを強くオススメします。
WordPress 5.8.1 更新後の不具合
2021年9月9日18時現在、WordPress 5.8.1 に更新後の不具合は感じていません。
ただ、これはブロックエディタ専用のテーマを使用するようになっている可能性などもあります。
十分に注意してご対応ください。
その他、問題や不具合に気づいたら追記します。
WordPress 5.8.1 更新内容
WordPress 5.8に更新すると次の画面が表示されます。
WordPress 5.8.1 は、メンテナンスとセキュリティのリリースで、60件のバグ修正と3件のセキュリティ問題に対応しています。
ブログやサポート情報「Version 5.8.1」によると次の情報が記載されています。
WordPress 5.8.1 は、日本時間では2021年9月9日にリリースされました。
3件のセキュリティ問題への対応。
メンテナンスとして、40件のバグ修正(2021年9月9日18:00現在では正式リリース前のRC1の数となっているため件数が異なっています)と、20件のブロックエディタのバグ修正が行われています。
詳細については「WordPress 5.8.1」に記載されています。
チケット管理システムで WordPress 5.8.1 を確認すると、
- 3件の機能拡張(enhancement)・機能追加(feature request)
- 35件のバグ修正
- 2件のタスク
と計40件のチケット対応がされています。
種類別だと次のとおり。
- Build/Test Tools … 3件
- Bundled Theme … 3件
- Customize … 2件
- Editor … 9件
- External Libraries … 3件
- Filesystem API … 1件
- Help/About … 2件
- Media … 8件
- Menus … 2件
- Script Loader … 1件
- Themes … 2件
- Upgrade/Install … 2件
- Widgets … 2件
また、ブロックエディタの修正の対応はGitHubで行われており、WordPress 5.8.1 では 20件の修正 がされてます。
WordPress 5.8.1 更新手順
おわりに
いくつかのサイトを(が) WordPress 5.8.1 にアップデートしました(されました)が、今のところ特に不具合は感じていません。
ロードマップ的には、2021年12月に予定されている次期メジャーリリースの WordPress 5.9 の開発に向けて作業が進んでいるようです。
が、それまでに1、2回、今回のようなメンテナンスリリース、セキュリティリリースが行われると考えています。
WordPress 5.8 に更新済みの方は早めに適用することをオススメします。
また、詳細追ってませんが WordPress 5.4 以降の方はアップデートした方が良いような気がします。
その他、何か不具合を見つけたら更新します。
では、今回はこの辺で。