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WordPress 5.9.1 リリース。82件(コア30件、ブロックエディタ52件)のバグを修正したマイナーアップデート。更新すべきか否か、更新内容、更新手順、更新後の不具合について紹介

2022年2月23日。前回のリリースから4週間。WordPress 5.9.1 がリリースされました。30件のコア、52件のブロックエディタの計82件のバグ修正が含まれています。

WordPress 5.9.1にアップデートすべきか否か、更新内容、更新手順、更新後の不具合について紹介します。

目次

WordPress 5.9.1 にアップデートすべき?待つべき?

今回はWordPress 5.9から5.9.1へと、3番目の数字が追加されるマイナーアップデート。

ニュースリリースやリリースノートには、

  • 30件のコアのバグ修正(※)
  • 52件のブロックエディタのバグ修正

を実施したメンテナンスリリースと記載されています。

※:tracの結果は35件と表示されるが2件がエンハンス、3件がタスクのため、defeat(bug)の30件をコアのバグ修正とした

筆者の手持ちのWordPress 5.9サイトが約30サイトあるんですが、すべてが2月23日にWordPress 5.9.1に自動更新され、特に問題なく動作しています。

上記をふまえて、今回、WordPress 5.9.1 への更新をしても良いのは次の方です。

  • WordPress 5.9に更新された方
  • これから正式にWordPressサイトをオープンする方
  • 最新版を利用したい方

です。

対応を見送った方が良い方は

  • WordPress 5.9より前のバージョンの方
  • 慎重な方
  • 問題が発生したときの対処がわからない方

です。

WordPress 5.9より前のバージョンの方は導入済、使用中のテーマ・プラグインがWordPress 5.9に正式対応するか、有志による稼働確認が取れたことを確認してからアップデートすることをオススメします。

すでにWordPress 5.9にされている方は念のため1週間ぐらい様子見するのはありだと思います。

WordPress 5.9.1 更新後の不具合

2022年2月24日23:30時現在、この記事を書いているサイトを含めて手持ちのサイトが30サイト程度自動的に WordPress 5.9.1 にアップデートされましたが、画面に表示されないなどの不具合は発生していません。

その他、問題や不具合に気づいたら追記します。

WordPress 5.9.1 更新内容

WordPress 5.9.1に更新すると次の画面が表示されます。

更新後の新着情報画面
更新後の新着情報画面。バージョン 5.9.1では82個のバグが修正されています

WordPress 5.9.1 Maintenance Release

公式サイトのブログ改めニュースに「WordPress 5.9.1 Maintenance Release」が公開されています。

公式サイトのニュース「WordPress 5.9.1 Maintenance Release」の出だし
公式サイトのニュース「WordPress 5.9.1 Maintenance Release」の出だし

これによると82件のバグ修正が行われているとの記載になっています。

また、WordPress 5.9.1は、次のメジャーリリース6.0までのつなぎとなるメンテナンスリリースであるとのこと。

WordPress 6.0 Planning Roundup」によると、一般公開(General Release)は3ヶ月後の5月24日を目指しています。

リリースノート Version 5.9.1

公式サイトのサポートページにリリースノート「Version 5.9.1」が掲載されています。

WordPress 5.9.1は日本の日付では2022年2月23日に一般公開されました
WordPress 5.9.1は日本の日付では2022年2月23日に一般公開されました
WordPress 5.9.1では33件のバグ修正と52件のブロックエディタの修正が行われています
WordPress 5.9.1では33件のバグ修正と52件のブロックエディタの修正が行われています

WordPress開発者が不具合・機能拡張等を管理している trac によると、14コンポーネントで35件の修正・追加がされています。

  1. Component: Administration (1)
  2. Component: Bundled Theme (10)
  3. Component: Editor (8)
  4. Component: External Libraries (2)
  5. Component: Filesystem API (1)
  6. Component: Gallery (1)
  7. Component: Help/About (1)
  8. Component: Menus (1)
  9. Component: Options, Meta APIs (1)
  10. Component: Query (1)
  11. Component: Script Loader (4)
  12. Component: Themes (1)
  13. Component: Upgrade/Install (2)
  14. Component: Widgets (1)

うち3件はバージョン文字の書き換えなどリリースに必要な修正作業(task (blessed))、2件はエンハンスのため、不具合の修正(defect (bug))としては30件となっています。

ブロックエディタの52件については、GitHubを見てみましたが簡単には52件がどれなのか確認できませんでした。

Version 5.9.1」の「The following block editor issues from GitHub were fixed:」から追うしかなさそうです。

おわりに

wp-config.phpにアップデートしないよう記述していたんですが、うまく動いていなかったようで、手持ちのWordPress 5.9サイト、約30サイトがすべて自動的に5.9.1にアップデートされました。

悲しかったので、プラグイン「Easy Updates Manager」をインストール、有効化したところ、次のように「自動更新は無効化されています」と出てくるようになりました。

ダッシュボードの更新の「WordPressの更新」部分の表示
プラグイン「Easy Updates Manager」で自動更新の無効化設定を有効化したところ、設定が反映されたようです。これから様子見します。

この状態で自動アップデートがされないことを確認します。

WordPress 5.9.1は、次のメジャーリリース6.0までのつなぎとなるメンテナンスリリースであり、「WordPress 6.0 Planning Roundup」によると、一般公開(General Release)は5月24日を目指しているとのこと。

3ヶ月後だと間隔が空きすぎちゃうので1,2回セキュリティ問題を中心としたメンテナンスリリースが出てくるのではないかと考えています。

果たしてどうなるかはわかりませんが、、、

ウォッチし続け何か情報があったらブログにアップします。

では、今回はこの辺で。

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この記事を書いた人

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