2022年4月6日。前回のリリースから2ヶ月弱。WordPress 5.9.3 がリリースされました。コア部分9件とブロックエディタ部分10件の計19件のバグに対応したメンテナンスリリースです。
WordPress 5.9.3にアップデートすべきか否か、更新内容、更新手順、更新後の不具合について紹介します。
WordPress 5.9.3 にアップデートすべき?待つべき?
今回はWordPress 5.9.2から5.9.3へと、3番目の数字が変更されるメンテナンスリリース。
ニュースリリースやリリースノートには、
- 9件のコア部分のバグ修正
- 10件のブロックエディタのバグ修正
の計19件のバグ修正に対応したメンテナンスリリースと記載されています。
筆者の手持ちのサイトが約15サイトあるんですが、ほとんど4月6日にWordPress 5.9.3に自動更新され、特に問題なく動作しています。気づいてないだけかもしれないですが、、、
上記をふまえて、今回、WordPress 5.9.3 への更新をしても良いのは次の方です。
- WordPress 5.9以降に更新された方
- これから正式にWordPressサイトをオープンする方
- 最新版を利用したい方
です。
対応を見送った方が良い方は
- WordPress 5.9より前のバージョンの方
- 慎重な方
- 問題が発生したときの対処がわからない方
です。
WordPress 5.9より前のバージョンの方は導入済、使用中のテーマ・プラグインがWordPress 5.9に正式対応するか、有志による稼働確認が取れたことを確認してからアップデートすることをオススメします。
すでにWordPress 5.9以降にされている方は念のため1週間ぐらい様子見するのはありだと思います。
WordPress 5.9.3 更新後の不具合
2022年4月6日20:30時現在、この記事を書いているサイトを含めて手持ちのサイトが15サイト程度WordPress 5.9.3にアップデートされましたが、画面に表示されないなどの不具合は発生していません。
その他、問題や不具合に気づいたら追記します。
WordPress 5.9.3 更新内容
WordPress 5.9.3に更新すると次の画面が表示されます。
メンテナンスとセキュリティのリリースであることがわかります。
WordPress 5.9.3 Maintenance Release
公式サイトのブログ改めニュースに「WordPress 5.9.3 Maintenance Release」が公開されています。
これによるとコア部分で9件のバグ、ブロックエディタで10件のバグの計19件のバグ修正が行われているとの記載になっています。
また、WordPress 5.9.3は、次のメジャーリリース6.0までのつなぎとなるセキュリティ&メンテナンスリリースであることが記載されています。
「WordPress 6.0 Planning Roundup」によると、一般公開(General Release)は1ヶ月半後の5月24日を目指しています。
リリースノート Version 5.9.3
公式サイトのサポートページにリリースノート「Version 5.9.3」が掲載されています。
4月5日にリリースされたと記載されていますが、時差の都合もあり日本では4月6日のリリースとなります。
メンテナンスアップデートであり、9件のコア部分のバグ修正と10件のブロックエディタのバグ修正、計19件のバグが修正されています。
WordPress開発者が不具合・機能拡張等を管理している trac によると、9件の修正がされています。
ブロックエディタはGitHubで管理されており次の10件の修正が行われています。
WordPress 5.9.3 更新手順
おわりに
WordPress 5.9.3は、次のメジャーリリース6.0までのつなぎとなるセキュリティ&メンテナンスリリースであり、「WordPress 6.0 Planning Roundup」によると、一般公開(General Release)は5月24日を目指しているとのこと。
あと1ヶ月半。もう1回ぐらいセキュリティ問題を中心としたメンテナンスリリースが出てくるかもしれません。
なにかありましたら更新します。
では、今回はこの辺で。