2022年8月31日。前回のリリースから1ヶ月半ちょい。WordPress 6.0.2 がリリースされました。コア部分12件とブロックエディタ部分5件の計17件のバグと3件のセキュリティに対応したメンテナンスリリースです。
WordPress 6.0.2 にアップデートすべきか否か、更新内容、更新手順、更新後の不具合について紹介します。
WordPress 6.0.2 にアップデートすべき?待つべき?
今回は WordPress 6.0.1 から 6.0.2 へと、3番目の数字が変更されるメンテナンスリリース。
ニュースリリースやリリースノートには、
- 12件のコア部分のバグ修正
- 5件のブロックエディタのバグ修正
- 3件のセキュリティの修正
の計20件のバグ修正に対応したセキュリティ&メンテナンスリリースと記載されています。
セキュリティリリースなので、ただちにアップデートすることを推奨しています。
上記をふまえて、今回、WordPress 6.0.2 への更新をしても良いのは次の方です。
- WordPress 6.0 以降に更新された方
- これから正式に WordPress サイトをオープンする方
- 最新版を利用したい方
です。
対応を見送った方が良い方は
- WordPress 6.0 より前のバージョン(4.x、5.x)の方
- 慎重な方
- 問題が発生したときの対処がわからない方
です。
WordPress 6.0 より前のバージョンの方は導入済、使用中のテーマ・プラグインが WordPress 6.0 に正式対応するか、有志による稼働確認が取れたことを確認してからアップデートすることをオススメします。
すでに WordPress 6.0 以降にされている方は念のため1週間ぐらい様子見するのはありだと思います。
WordPress 6.0.2 更新後の不具合
2022年9月3日14:30時現在、この記事を書いているサイトを含めて手持ちのサイト2サイトを WordPress 6.0.2にアップデートしましたが、画面に表示されないなどの不具合は発生していません。
その他、問題や不具合に気づいたら追記します。
WordPress 6.0.2 更新内容
WordPress 6.0.2に更新すると次の画面が表示されます。
メンテナンスとセキュリティのリリースであることがわかります。
WordPress 6.0.2 Security and Maintenance Release
公式サイトのニュースに「WordPress 6.0.2 Security and Maintenance Release」が公開されています。
これによるとコア部分で12件のバグ、ブロックエディタで5件のバグ、そして3件のセキュリティの計20件のバグ修正、セキュリティ修正が行われていると記載されています。
また、WordPress 6.0.2は、次のメジャーリリース 6.1 までのつなぎとなるセキュリティ&メンテナンスリリースであることが記載されています。
「WordPress 6.0.2 Security and Maintenance Release」によると、6.1 の一般公開(General Release)は11月1日を目指しています。
リリースノート Version 6.0.2
公式サイトのサポートページにリリースノート「Version 6.0.2」が掲載されています。
8月30日(August 30, 2022)にリリースされたと記載されていますが、時差の都合もあり日本では8月31日のリリースとなります。
メンテナンスアップデートであり、12件のコア部分のバグ修正と5件のブロックエディタのバグ修正、3件のセキュリティ修正の計20件のバグが修正されています。
WordPress開発者が不具合・機能拡張等を管理している trac によると、下記を含む12件の修正がされています。
ブロックエディタはGitHubで管理されており次の5件の修正が行われています。
WordPress 6.0.2 更新手順
おわりに
WordPress 6.0.2 は、次のメジャーリリース 6.1 までのつなぎとなるセキュリティ&メンテナンスリリースであり、「WordPress 6.0.2 Security and Maintenance Release」によると、6.1 の一般公開(General Release)は11月1日を目指しているとのこと。
あと2ヶ月。もう1回ぐらいセキュリティ問題を中心としたメンテナンスリリースが出てくるかもしれません。
なにかありましたら更新します。
では、今回はこの辺で。