2017年8月5日。お昼ご飯を食べた後は、セカウマプロデューサーの牡蠣の人ことサトウゲンさんと一緒にセカウマの牡蠣が生産された鎌島水産さんの現場の視察です。
坂越の牡蠣の生産性を上げるべく作られたかき処理施設。
牡蠣の洗浄に地下海水を汲み上げて使うこだわりよう。
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鎌島水産
その中の一つが鎌島水産さん。
普通では入ることができない牡蠣の処理施設を見学させていただきました。
坂越湾の沖の筏で取れた牡蠣が船で運ばれてきて海に飛び出ているベルトコンベアで運ばれます。
昔ながらの養殖の場合は牡蠣が塊になっているので、画面中央の筒の部分でガラガラと回転されある程度バラバラの状態にします。
さらにこの機器(名前失念した…)でバラバラにすることも。
そして、ベルトコンベアで建物の中へ運ばれていきます。
建物の中では牡蠣をむき身にするためのテーブルがあり、以前は打ち娘さんがベルトコンベアで運ばれてきた牡蠣をむき身にしていたそうです。
今は生産方法が変わったり、殻付きの牡蠣を出荷するようになったため使われていないとのこと。
ベルトコンベアは建物入口側の部屋まで伸びていて、殻付きの牡蠣はここで選別され、発泡スチロールの箱に詰められたり、その他加工処理がされています。
牡蠣棚視察
今回、さらなるスペシャル。鎌島水産さんの船に乗せていただいて、実際の牡蠣棚まで連れてっていただき見学させていただきました。
移動の範囲は赤の点線部分。
船の上は日陰がないのでさらに暑いです…が、いい天気。
代表の鎌島さんに見送られて出発〜♪
天気が良くて、風もほとんどなかったので海も凪いでいます。
ほどなく東側の牡蠣棚に到着。
坂越湾の牡蠣棚は毎年抽選で使用する筏が決まる仕組みとなっています。
場所によって生産量が大きく変わってしまうとのことで、毎年の抽選会は胃が痛いそうです。
上にモノが置いてある牡蠣棚は現在使われていない筏とのこと。
牡蠣棚の種類も竹の牡蠣棚とカーボンファイバーの牡蠣棚と2つあります。手前はカーボン、奥は竹の牡蠣棚です。
鎌島水産の若い方はひょいひょいと丸い筒の上を歩いて渡っています。こちらの牡蠣はカゴに入れて作っています。
画像だとわかりづらいけど2種類の牡蠣があったはず。
一つ一つの牡蠣がバラバラになっています。
2種類の牡蠣をむき身にしたもらいました。ぜんぜん違う、、、
採りたて、剥きたての牡蠣をいただいちゃいました♪ 美味しく無いワケがない!!ウマー♪
沖で採れたて、剥きたての牡蠣をいただく。こんな贅沢な経験、今までしたことない。参加して良かったー。
牡蠣養殖現場 西側
ここから、西側の筏に向かいます。
ありがたいことに生島の脇を通ってくださいました。
10分ぐらいゆられて坂越湾西側の牡蠣棚へ。こちらは竹がメインの牡蠣棚です。
東側のカゴでの養殖と異なり、こちらは広島の牡蠣の種を使ったヒモ?を使った昔ながらの養殖。
ヒモに牡蠣の種のついた帆立貝を挟み込んで育てる方法。帆立&ヒモの周りに牡蠣が塊となって育っていきます。
形がぜんぜん違う。
見えないしもしれませんが茶色いつぶつぶの一つ一つが牡蠣の種。
牡蠣の種は広島か宮城で作られるそうなんですが、鎌島水産さんでは広島の種しか使ってないとのこと。
ここで坂越湾での生産現場の視察を終了し、牡蠣棚を離れ瀬戸内海へ。
湾の外に出ると少し波がでてきて、船首の進行方向左側に座っていた私は結構濡れちゃいましたが、暑かったので気持ちいい♪
銀波荘
赤穗御崎(東御崎)まで送っていただいたんですが、大きい船では沿岸に近づけなかったので、小さい船に乗り換えて上陸。
鎌島水産の若い方。ありがとうございました!!!
そこから歩いて5分かかるか、かからないかで銀波荘へ。
瀬戸内海を眺めながらゆったりと内風呂、露天風呂につかって疲れを取りました。
ありがとうごさいました
牡蠣の処理施設、そして、牡蠣が実際に養殖されている現場を見学させていただける機会なんて、普通ではあり得ないこと。
それが牡蠣の人ことサトウゲンと知り合うことが出来て、実際に見学させていただけたのは、ものすごいありがたい縁だな。と感じました。
実際には今回鎌島水産のみなさまのご厚意に、ただひたすら感謝するしかありません。本当にありがとうございました。
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