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carmenere(カルムネール)(表参道)の牡蠣の人とのコラボイベント「カキシャンパイ vol.5」に参加。珍しい岩牡蠣の赤ちゃんをいただきました♪
carmenere カルムネール
carmenereさんは表参道のアップルストアの脇の道を入った通りの突き当たりにあるワインバーです。 オープン時間が19:00。そして閉店時間は28:00(04:00)。朝までワインを愉しむことができるお店です。 今日のCHAMPAGNEはPol Gesse。 「カキシャンパイ vol.5」の看板も出ていました♪ 「珍しいカキ」食べませんか?ハイ!食べます!!carmenere カルムネール 店内
お店は地下1階なので階段を降りていきます。 ゆったりと落ち着いた店内。大人の空間。って感じです。 [ga-dg-in-article-02]本日のワインメニュー
今回のカキシャンパイではワンドリンク必須なので飲み物を選ばなければなりません。ということでワインメニューが出てきました。 店名となったカルムネールの由来が書かれています。営業時間は月–土が19:00-04:00。日祝は19:00-23:00です。チャージ料金は23:00まで1,000円。23:00以降は1,500円です。ただし女性同士での入店ならノーチャージ。 この日のおすすめのお酒はシャンパン1種類、赤は3種類、白は2種類でした。 この日のシャンパン「ポル・ジェス・ブリュット(Pol Gesse Brut)」は、ピノ・ノワール(PN)55%、ピノ・ムニエ(PM)40%、シャルドネ(ch)5%のお酒のようです。ここまで書いてあるとぶどうの品種と味が分かる人ならある程度想像しながら注文&味わうことができますね。ポル・ジェス・ブリュット(Pol Gesse Brut)
ということで、カキシャンパイはきっと、カキとシャンパンでカンパイするイベントだと思ったので、シャンパン「ポル・ジェス・ブリュット」をいただきました。そのままでも飲みやすーい&おいしー♪本日のカキ
今回、牡蠣の人ことサトウゲンが用意してくださったのは、岩牡蠣のあかちゃん。広島県で穫れた岩牡蠣の赤ちゃんです。 「えーっ!広島の牡蠣ーっ!?」とごく一部の人は思うかもしれませんが、今回用意された牡蠣は、さすが牡蠣の人。そんじょそこいらの広島の牡蠣とは違います。 加熱用の牡蠣を生産している広島沖ではなく、汚染の影響を受けない広島県指定清浄海域にある遠く離れた島で穫れる牡蠣なんです。だから安心。 そして、今回の牡蠣の赤ちゃんは、そこで生産している自分のところの岩牡蠣なんです。 お店に出てくる岩牡蠣は成長した大人の牡蠣で1個600円〜1,200円ぐらい。だいたい1個1,000円ぐらいします。それをなぜ赤ちゃんの状態で出すのか? それは、牡蠣の人がいままで調べたデータと今年の海水温の状況から、このままだと大きくなる前に半分以上死んでしまうかもしれないから。 全部を大きく育てて全滅しちゃったら、生産者の方の収入はゼロです。収益としてはマイナス。 でも、その前に1/3だけでも赤ちゃんで出すことができたら少しでも投資額を回収できます。 今年は水温が3度ぐらい高いという異常な状況で、それにつられて牡蠣の産卵も早くなってるとのこと。 水温はぬるま湯を通り越してお湯のようだと言ってました。この状況だと岩牡蠣はかなりヤバイと。 今回の生産者さんは牡蠣の人のアドバイスを受け入れて岩牡蠣の赤ちゃんを出荷する決断をしてくださったそうです。 ただ、生まれてから2週間から1ヶ月の岩牡蠣の赤ちゃんと言っても、ちゃんと貝柱もある牡蠣なので、この小さい身をちゃんとむき身にすることができるか。という問題があります。 重さにして1gから2g。大きさにして5mmから20mmぐらいの牡蠣の身をむくのは普通の人では無理。身が引き裂かれてぐちゃぐちゃになってしまいます。仮に傷つけないようにむけたとしても相当の時間がかかります。牡蠣の人でも時間がかかって大変だ。とおっしゃってました。 また、岩牡蠣は泥の付いた大きなカタマリの状態で取れるものなので、こっちでむき身にするとなると、むいた後にドロや牡蠣の殻を洗い流すのに海水が必要となり、その準備と手間がかかります。(水道水では浸透圧の関係でうまみが全部流れてしまう) 今回、牡蠣の人が用意してくださった岩牡蠣の赤ちゃんの生産者さんは、この道100年以上。牡蠣のむき身歴40年というベテランの打ち娘さんを何人も抱えている生産者さんです。 現地で打ち娘さんがむき身にして海水で洗って瓶詰めにしてくれた珍しい牡蠣なんです。 しかも瓶詰めにしてから5日以内に食べなければいけないので、売れることが確実でないと世に出すことができません。 この生産者さんでも岩牡蠣を世の中に出すのは初めてということで、このカキシャンパイで出したのが商品としての最初ということ。 私がこの日一番のお客さんということで、お客さんとしては世の中で一番最初に非常に「珍しい牡蠣」をいただいた人ということになります♪たぶん。 [ga-dg-in-article-03]岩牡蠣の赤ちゃん
という前書きは置いといて、岩牡蠣の赤ちゃんをいただきます。 岩牡蠣の赤ちゃんはむき身になって瓶詰めにされて送られてきますが、その半分を1人前としています。 一瓶に80〜100個ぐらいの岩牡蠣の赤ちゃんが入っているので、半分だと40〜50個。大きくなったら1個1,000円だとすると40,000〜50,000円の価値のある牡蠣となります(^_^;; 今回、牡蠣の人は原価で出してくれるという大盤振る舞いでしたが、話を聞いてみると消費税と送料を考えるの忘れてた。ということで出せば出すほど赤字になってしまうことが判明。食べる側としてはありがたいことです。 牡蠣はパンと海水とでいただくと美味しいということで、今回牡蠣の人はバケット(左前)、ライ麦パン(右前)、デニッシュ(奥)の3種類のパンを用意してくれました。 では、いただきます。まずはそのまま。ん。小さいのにちゃんと岩牡蠣の味がする!!岩牡蠣の濃さとクリーミーさも兼ね備えています!すごい。そして、小さいことでの食感がおもしろい♪ 続いてライ麦パンと一緒にいただきます。こちらはせっかくなので贅沢に何個か一緒に載せて、、、 パクっと。うーん。おいしいー♪岩牡蠣の味と海水の味がライ麦パンの味と合う! 続けて、バゲットと、、、 バゲットのパリパリの皮との食感が最高です!! そして、デニッシュとも一緒に、、、 デニッシュの甘さと岩牡蠣の塩っけのコントラストがグー♪ごちそうさま
今回は- 広島の生産者さんが岩牡蠣の生産を始められたこと
- 今年の海水温が高くなり岩牡蠣の産卵か早くなったこと
- 海水温が高くなったため、この夏、岩牡蠣がそのまま育つか不安なこと