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2017年8月25日の立川談笑一門会を武蔵野公会堂(吉祥寺)で聴いてきた!3ヶ月ぶりに個性あふれる一門の落語に触れる
武蔵野公会堂
立川談笑一門会はJR中央線または京王井の頭線の吉祥寺駅から徒歩4分のところにある武蔵野公会堂で行われます。 18時に武蔵野公会堂に着くと、今日の演目が貼り出されています。そう、立川談笑一門会は事前にすべての演目が発表されているという珍しい落語会なんてす。 準備開始が18時からなのか、待つための椅子をちょうど準備しているところでした。待ち行列の先頭から2番目。 18時半まで待って2,500円の木戸銭を払って入場。ここ最近のいつもの席、最前列の右端をゲットしました。今日の演目
今日の演目は- 時そば(談洲)
- 千早ふる(談笑)
- 運不運(吉笑)
- 牡丹灯籠〜お札はがし〜(笑二)
時そば(立川談洲)
四番弟子錦笑さん、五番弟子談洲さんが出演するようになってから、三番弟子の笑んさんとローテーションでの出演となったため、3ヶ月振りだとちょうど同じく談洲さんの登場。 一門会では師匠の方針でマクラもありなので、まずは相変わらずの自己紹介。小学校でのヒップホップの指導員資格をもっていること。 そして、いつも食べに行ってるラーメン屋さんで、中国?からのバイトさんの勘違いがスゴいと言うお話。 からの、時そば。 [blogcard url=”http://ginjo.fc2web.com/012tokisoba/tokisoba.htm”] 話についても何でもアリの方針とのことで、すでに正しい時そばをリズム持って話せるからか、かなりアレンジを加えた時そば。 今年入門したというのにその話っぷりはスゴかった。会場も大笑いでした。 残り2年と3ヶ月腐らず、前座を続けてね。千早ふる(立川談笑)
第一部後半は仲トリで師匠が登場。 マクラは、談洲さんを見て、他でやったらぶん殴られるぞ!と一言。面白いことは認めてるみたいだけど。 前座のイメージについての話。談洲は尖っている。けど、ぬいぐるみのような丸い人の方がお客さんに受け入れられるんじゃないか。という話。 そして、この暑い時期にオリンピックをやると言うことだけど、マラソンとかヤバイんじゃないか。と言うことでの提案。深夜帯にやるというのは?欧米のゴールデンタイムに試合が来るように。と。 この話を聞いたとき、それってアリなんじゃないか?そう思いました。日本は治安がいいから深夜に出歩いてもそんなに問題ないし、東京なら明かりも電車もなんとかなるし、少しは気温下がるし。検討してくれないかなー。なんて。 あとは、電車?街中?で聞いた女子大生ぐらいの会話「鳩ってすごいよねー。マジ尊敬」。何が?この暑いのに歩く度に首振るなんて…ww なんて、マクラから仲トリということもあるのか前座噺なんじゃないかと思う千早ふる。 さすが師匠。前座噺と言えど、引き出しの数、経験の数が違ってて、最後のサゲも普通のサゲではない師匠らしいサゲでした。 [blogcard url=”http://ginjo.fc2web.com/282tihayafuru/tihayafuru.html”]運不運(立川吉笑)
仲入りのあとは総領弟子の吉笑さん。 マクラは、若手二つ目ブームが来ていて、自分もさまざまな話がきていること。 その中の一つが中京テレビのインターネット番組での「ゲリラ落語」。渋谷駅前のスクランブル交差点、タワーレコード前、東横線代官山のホームなどでのエピソード。 そして、人気があったのかシーズン2の撮影が上野であってそのときのエピソード。 からの運不運。初めて聴く噺でした。 でも、今までと違ってイマイチ印象に残っていない、、、 落語中にメモを取ってなかったこともあるけど。面白いは面白かったんですけどね。また聴く機会があるはずなので、またのお楽しみに。 P.S.ゲリラ落語たぶんコレだ! インターネット動画配信サービス「Chuun(チューン)」 倉本美津留:笑ってOK! [blogcard url=”https://chuun.ctv.co.jp/program/14″] 発表は「倉本美津留が次世代見据えるお笑い番組、中京テレビ新サービスで始動」 そっかー。立川吉笑さんを上京させるキッカケとなった倉本美津留さんが絡んでいるのかー。なるほどー。牡丹灯籠〜お札はがし〜(立川笑二)
出囃子が「ハイサイおじさん」ではなかったような気がするのは気のせい?? でも、マクラでは「ハイサイおじさん」の背景。あの楽しそうな歌の裏にはそんな背景が…と驚き。 そして、牡丹灯籠の背景。牡丹灯籠を作ったのが三遊亭圓朝が作った新作落語であること。圓朝は真景累ヶ淵、鰍沢、死神などを作ったこと。 新作落語を作るキッカケが師匠である三遊亭円生から妨害を受け、圓朝が高座に上がる時点で噺す演目がないため自分で作った新作落語をやるしかなかったこと。 今回の噺の中で出てくる山本志丈の不思議な立ち回りについて。 などから、牡丹灯籠〜お札はがし〜。さすが談笑一門の中でほぼ古典一筋な笑二さん。うまい。コワい。 [blogcard url=”http://ginjo.fc2web.com/92botandourou/botandoro.htm”]個性あふれる立川談笑一門
と言っても、私が聴くのは立川談春一門と立川談笑一門ぐらいしか聴かないんですが、新作落語中心の吉笑さん、古典落語中心の笑二さん、そして三者三様の前座、笑んさん、錦笑さん、談洲さん。そして、それらをまとめる&好き勝手にやらせる懐の深い師匠の談笑師匠。 こんなに個性あふれる一門&一門会は他にはないんじゃないかと。 これからも楽しい一門会を期待しています♪次回の演目
次回は次の順で出てくるはず。- 転失気 (立川笑ん)
- 直観 (立川吉笑)仲トリ
- 半分垢 (立川笑二)
- ジーンズ屋ようこたん (立川談笑)トリ